大学?
広い敷地の中に
いくつかのビルがあり
ビルの中には廊下、教室が
いくつもある
その1つに入ると
何十かの机とイスがあり
数人の学生がちらほら
座っている
自分の棚(小学生がランドセルを入れるような低いもの)から
荷物を取り出していると
老教師が入って来る
あ、もう授業が始まるのか
部外者の私は早く出なきゃ
と思って、教室の時計を見ると
12:50
12~13時までがランチだから
学生たちは不審な顔で教師を見て
教師:あ、もうお昼か と気づく
あと10分で次の授業が始まってしまう/焦
私は慌てて学食に走りながら
普通、この時間なら
食事を抜いてでも
次の教室に行くよなと思うが
お腹が空いてると
何も集中できないため
ランチを食べるほうを迷わず選ぶ
学食と言っても
いろんなデパ地下サイズの店が
半分屋外のような場所に
点々と連なっている感じ
その1つ目に入る
壁や入り口ドアなどはなく
テーブルの上に今日のメニューが
いろいろ乗っている
もう片付けようとしている店の人に
私:すみません、もう閉める時間ですよね?
「大丈夫ですよ」
黒い寒天みたいなものと
別のものの組み合わせで
お皿に乗っていたり、
1つずつ個装されているものを見ても
何の食べ物か分からず
私:これは何ですか?
「○○です」
といくつか聞き
私:スイーツか
お腹に少しでも入れれば
なんでもいいか
1個500円台で
1個じゃ足りないから2個買うと
高い気もして
私:ごめんなさい 他を見てみます
2つ目に入ると、おにぎり屋さん
コレでいいか
私:すみません、もう片付けるところですよね?
おじさん:いいよ、作ってやるよ
具を選んで、その場で握るようだ
目の前にあるのはササミのようで
その皿を持っていく店の若いスタッフの青年に
慌てて
私:あの、肉は食べられないので シーチキンも
後ろを向いてしまって聞こえたかな?
私:このサケとかでいいです
なぜか4個が1セットで
ビニール包装されていて
私:いくらですか?
スタッフは分からず
奥にいる別の若いスタッフの青年に聞くと
「(握る店主が)2階の会議に行った」
スタッフ:どうしよう
私:じゃ、もういいです ありがとうございます
諦めるか 別に店があれば途中で買うか
***
トイレに行こうと入ると
全体が石造りで暗く、湿っていて不衛生な印象
他にないか探すも、
広い敷地内でなかなか
トイレマークが見つからず
余計に時間ロスになるから
ここでいいや、と入ると
後から男子生徒が数人入って来る
え、男子トイレだった?驚
そそくさと出て、隣りの女子トイレに入る
個室に入ると、中はお風呂(!
水色の靴下を脱いで足だけ浸ける
赤いバッグは壁のフックにかける
出る時も靴下などを濡らさないよう
手間がかかる
***
しばらくして
赤いバッグを持っていないことに気づく
さっきのトイレか?!焦
いろいろ探して
外のグラウンドの端に
ポツンとあるのを見つける
良かった!
なにも盗まれてなさそうだし
ラッキーだった
私は自分が何の科目をとっていて
何時から、どの教室に行けばいいのか
さっぱり思い出せない
いつか1枚のプリントにまとめようと
思いながら今日まできてしまった
みんなそれぞれ違うから
人に聞いても分からないし
時計を見たら、もう2つ目の
ゼミも終わる時間(15分単位)
ちょうど良かったかも
授業を終えた人たちが
ゾロゾロと階段などに出てくる
知り合いに会ったら気まずいから
避けるようにすれ違う
***
受付カウンターのような場所に来て
女性:授業では?
私:次なんです と誤魔化す
女性:1年生?
私:3年です
女性:ああ
単位制と納得した様子
よく考えると、私はもう
何科目、何日もゼミに出ていない
単位はどうなっているのか
見当もつかない
この受付で聞けば教えてくれるのか?
カウンターの女性に
私:単位のことで知りたいんですけど
女性:じゃあ、この用紙に記入してください
ごちゃごちゃと書かれた紙を
何枚も出されて、
見ただけでイヤになる
他の学生が彼女に話しかけている隙に
その場を離れる
講義の中には井浦新さんもいる!
なにかについて熱心に話していて
いいな、あのゼミ 面白そう
と傍目に見て通り過ぎる
すべて噛み合わず、
フワフワと漂っている自分に
焦りと不安をボンヤリ感じながら、
どこかもう諦めて、やる気がしない感じ
ゼミのたびに教室が遠かった短大の頃を思い出すユメだった
広い敷地の中に
いくつかのビルがあり
ビルの中には廊下、教室が
いくつもある
その1つに入ると
何十かの机とイスがあり
数人の学生がちらほら
座っている
自分の棚(小学生がランドセルを入れるような低いもの)から
荷物を取り出していると
老教師が入って来る
あ、もう授業が始まるのか
部外者の私は早く出なきゃ
と思って、教室の時計を見ると
12:50
12~13時までがランチだから
学生たちは不審な顔で教師を見て
教師:あ、もうお昼か と気づく
あと10分で次の授業が始まってしまう/焦
私は慌てて学食に走りながら
普通、この時間なら
食事を抜いてでも
次の教室に行くよなと思うが
お腹が空いてると
何も集中できないため
ランチを食べるほうを迷わず選ぶ
学食と言っても
いろんなデパ地下サイズの店が
半分屋外のような場所に
点々と連なっている感じ
その1つ目に入る
壁や入り口ドアなどはなく
テーブルの上に今日のメニューが
いろいろ乗っている
もう片付けようとしている店の人に
私:すみません、もう閉める時間ですよね?
「大丈夫ですよ」
黒い寒天みたいなものと
別のものの組み合わせで
お皿に乗っていたり、
1つずつ個装されているものを見ても
何の食べ物か分からず
私:これは何ですか?
「○○です」
といくつか聞き
私:スイーツか
お腹に少しでも入れれば
なんでもいいか
1個500円台で
1個じゃ足りないから2個買うと
高い気もして
私:ごめんなさい 他を見てみます
2つ目に入ると、おにぎり屋さん
コレでいいか
私:すみません、もう片付けるところですよね?
おじさん:いいよ、作ってやるよ
具を選んで、その場で握るようだ
目の前にあるのはササミのようで
その皿を持っていく店の若いスタッフの青年に
慌てて
私:あの、肉は食べられないので シーチキンも
後ろを向いてしまって聞こえたかな?
私:このサケとかでいいです
なぜか4個が1セットで
ビニール包装されていて
私:いくらですか?
スタッフは分からず
奥にいる別の若いスタッフの青年に聞くと
「(握る店主が)2階の会議に行った」
スタッフ:どうしよう
私:じゃ、もういいです ありがとうございます
諦めるか 別に店があれば途中で買うか
***
トイレに行こうと入ると
全体が石造りで暗く、湿っていて不衛生な印象
他にないか探すも、
広い敷地内でなかなか
トイレマークが見つからず
余計に時間ロスになるから
ここでいいや、と入ると
後から男子生徒が数人入って来る
え、男子トイレだった?驚
そそくさと出て、隣りの女子トイレに入る
個室に入ると、中はお風呂(!
水色の靴下を脱いで足だけ浸ける
赤いバッグは壁のフックにかける
出る時も靴下などを濡らさないよう
手間がかかる
***
しばらくして
赤いバッグを持っていないことに気づく
さっきのトイレか?!焦
いろいろ探して
外のグラウンドの端に
ポツンとあるのを見つける
良かった!
なにも盗まれてなさそうだし
ラッキーだった
私は自分が何の科目をとっていて
何時から、どの教室に行けばいいのか
さっぱり思い出せない
いつか1枚のプリントにまとめようと
思いながら今日まできてしまった
みんなそれぞれ違うから
人に聞いても分からないし
時計を見たら、もう2つ目の
ゼミも終わる時間(15分単位)
ちょうど良かったかも
授業を終えた人たちが
ゾロゾロと階段などに出てくる
知り合いに会ったら気まずいから
避けるようにすれ違う
***
受付カウンターのような場所に来て
女性:授業では?
私:次なんです と誤魔化す
女性:1年生?
私:3年です
女性:ああ
単位制と納得した様子
よく考えると、私はもう
何科目、何日もゼミに出ていない
単位はどうなっているのか
見当もつかない
この受付で聞けば教えてくれるのか?
カウンターの女性に
私:単位のことで知りたいんですけど
女性:じゃあ、この用紙に記入してください
ごちゃごちゃと書かれた紙を
何枚も出されて、
見ただけでイヤになる
他の学生が彼女に話しかけている隙に
その場を離れる
講義の中には井浦新さんもいる!
なにかについて熱心に話していて
いいな、あのゼミ 面白そう
と傍目に見て通り過ぎる
すべて噛み合わず、
フワフワと漂っている自分に
焦りと不安をボンヤリ感じながら、
どこかもう諦めて、やる気がしない感じ
ゼミのたびに教室が遠かった短大の頃を思い出すユメだった