よくわからないビルの広い部屋
兄が具合悪いらしいと思ったら
ド派手にリバース
私は嘔吐恐怖症で
勘弁してと思いながら
本人には悪いから
私:ごめん私、嘔吐恐怖症で本当に無理
と言いながら奥のほうへ移動する
音もシャットアウトするために両耳を塞ぐ
男性に4、5枚の
B 5サイズ印刷物を渡して
コピーしてもらう
私:そのまま自動で 私しか見ないから
早くしてくれないかなと思いながらも感謝
その間に兄が机の上に
2回目のリバース
私はうっかり間近で見たりしないように
色眼鏡をかけて
どこにやらかしたか確認する
もうすでに誰かが片付けて
机の上は綺麗になってる
友だちが「かほる」と言って苦笑する
兄:まだ気持ちが悪いから…
もうこれ以上耐えられないと思い
私:私、先に帰る
父母と兄を置いて
一人で帰ることに罪悪感
*
夜 広い道路
雨が降っていて寒い
あまり濡れたら体を壊すかもしれない
傘を左足でこぎながら前進していて
なかなか進まずにイライラするから
やり方を変えるが
進み方は変わらないため元に戻す
ビルがポツポツしかなく
帰り道の記憶もおぼろ
多分ここを左に曲がって
真っ直ぐに行けば駅では?
その間ずっと男性2人の
ぼそぼそ喋る声が耳元で聞こえている
記者?
誰かについての噂?
サザンの桑田がどうとか?
有名な2世がそれを隠しているが
知る人は知っているみたいな話
私は興味がなくて
声を消したいと思うが
一人で心細いから
ラジオみたいに聞き流せばいいか
兄が具合悪いらしいと思ったら
ド派手にリバース
私は嘔吐恐怖症で
勘弁してと思いながら
本人には悪いから
私:ごめん私、嘔吐恐怖症で本当に無理
と言いながら奥のほうへ移動する
音もシャットアウトするために両耳を塞ぐ
男性に4、5枚の
B 5サイズ印刷物を渡して
コピーしてもらう
私:そのまま自動で 私しか見ないから
早くしてくれないかなと思いながらも感謝
その間に兄が机の上に
2回目のリバース
私はうっかり間近で見たりしないように
色眼鏡をかけて
どこにやらかしたか確認する
もうすでに誰かが片付けて
机の上は綺麗になってる
友だちが「かほる」と言って苦笑する
兄:まだ気持ちが悪いから…
もうこれ以上耐えられないと思い
私:私、先に帰る
父母と兄を置いて
一人で帰ることに罪悪感
*
夜 広い道路
雨が降っていて寒い
あまり濡れたら体を壊すかもしれない
傘を左足でこぎながら前進していて
なかなか進まずにイライラするから
やり方を変えるが
進み方は変わらないため元に戻す
ビルがポツポツしかなく
帰り道の記憶もおぼろ
多分ここを左に曲がって
真っ直ぐに行けば駅では?
その間ずっと男性2人の
ぼそぼそ喋る声が耳元で聞こえている
記者?
誰かについての噂?
サザンの桑田がどうとか?
有名な2世がそれを隠しているが
知る人は知っているみたいな話
私は興味がなくて
声を消したいと思うが
一人で心細いから
ラジオみたいに聞き流せばいいか