なにかの課題で窓に向かった長い机に座って
同じ歳くらいの男女が作業をしている。
後ろにも長机があって、教室には20人くらいいる。
プラスチックの容器の中に
自分なりに和菓子をアレンジして並べ
商品として売るのだが、
私は元々入っていた小さな青白い饅頭10個を取り出して、
とびとびに竹串で名前の1文字を書こうとして
うまくいかずに苦戦している。
アドバイスしてまわっている担当教員が
たびたび生徒らに甘いものなどを配っているので
私はそれもとりまぜたら面白いかも?
と色々配置を変えて入れてみるが
どうにも美しく容器におさまらないため、
もらったお菓子を食べながら真剣に作業していたら、
食べていたのは売り物の饅頭だったりして
どっちがどっちか分からなくなる。
齧って餡子が出た半分のものを詰めるわけにもいかず、
よくよく考えたら、
成分表示にないものを詰めたら
衛生法で問題になってしまうのに、
私はすでにいくつか詰めたものを
売り物のほうに提出してしまったことを思い出して
もう間に合わないしいいかと諦める。
そのうち、どうにも詰める饅頭が足りなくなって、
教師がくれたミカンを詰め始める。
大小とりまぜたり、
大きなものはモンキーバナナくらいの大きさだから
横にして入れてみるが、全然キレイじゃない。
饅頭の生地に何度も書いた名も崩れて
失敗するたびに食べてしまって
材料も残り少なくなってしまう。
左隣りはもう作業が済んで
片付けて誰もいない。
右隣りの男性も完成に近くて
もう行ってしまいそうで焦る。
同じ歳くらいの男女が作業をしている。
後ろにも長机があって、教室には20人くらいいる。
プラスチックの容器の中に
自分なりに和菓子をアレンジして並べ
商品として売るのだが、
私は元々入っていた小さな青白い饅頭10個を取り出して、
とびとびに竹串で名前の1文字を書こうとして
うまくいかずに苦戦している。
アドバイスしてまわっている担当教員が
たびたび生徒らに甘いものなどを配っているので
私はそれもとりまぜたら面白いかも?
と色々配置を変えて入れてみるが
どうにも美しく容器におさまらないため、
もらったお菓子を食べながら真剣に作業していたら、
食べていたのは売り物の饅頭だったりして
どっちがどっちか分からなくなる。
齧って餡子が出た半分のものを詰めるわけにもいかず、
よくよく考えたら、
成分表示にないものを詰めたら
衛生法で問題になってしまうのに、
私はすでにいくつか詰めたものを
売り物のほうに提出してしまったことを思い出して
もう間に合わないしいいかと諦める。
そのうち、どうにも詰める饅頭が足りなくなって、
教師がくれたミカンを詰め始める。
大小とりまぜたり、
大きなものはモンキーバナナくらいの大きさだから
横にして入れてみるが、全然キレイじゃない。
饅頭の生地に何度も書いた名も崩れて
失敗するたびに食べてしまって
材料も残り少なくなってしまう。
左隣りはもう作業が済んで
片付けて誰もいない。
右隣りの男性も完成に近くて
もう行ってしまいそうで焦る。