以下の一文は、A氏のFBへの投稿記事に対し、私が疑問を呈し反論したコメントに一部加筆したものです。
ロシアの民衆が自国の支配層との戦いを決意したという話は、根拠がないのでは。
ロシアの若者たちが西側情報に接していても、反政府の声を上げることができないのは、権力に徹底的に弾圧され反戦の声を上げると非国民にされ、重罪人として牢獄に入れられ時に殺されるという戦前の日本と全く同じ状態と考えています。
大多数の国民が情報遮断され、大本営発表を戦況の悪化から少しは疑いながらもそれでも政府を信じていた日本人と同様に、ロシア国民が反政府で立ち上がるということは考えられないのではないかと思います。
ロシア政府は全く信用できないけれど、自由のあるウクライナからの発信は信用できると思っているし、現に各国の報道機関やネットからの現地情報も多数アップされています。
超大国から軍事侵攻されて他国からの支援なしに戦えというのは、相手の支配下にはいって自由のない奴隷になれということを意味し、勝手に滅びろというのと同じです。
現状では、ロシアの民衆は、情報遮断されたうえ、軍や警察により厳しく監視弾圧されて、立ち上がれないのではないかと思っています。
もし内部から変革があるとすれば、軍が消耗戦を強いられ反乱・クーデターを起こすか、生活困窮に民衆が耐えかねて自然発生的にデモが暴動になって鎮圧できず、動乱・革命状態に発展し内部崩壊する可能性、といったことが考えられます。
今は、そうしたことに期待するのみです。
そういう意味でも、徹底抗戦の道を自分で選んだウクライナ国民(政権支持率が90%以上)が、多くの犠牲を払いながらも、全世界の大多数の国からの支援(直接の武器食糧支援や、ロシア経済に致命的打撃を与える経済制裁・・・・)を得ながら侵略戦争に耐えて、ロシア軍を撃退することを祈っています。
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