散歩者goo 

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昨日記131021月(特記事項なし、シルバーの記憶)

2013年10月22日 16時23分00秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気:晴 mm  24.6  15.7℃ 75% 1.4m北 

昨日は一昨日の夜の講座参加への疲れもあったかもしれない。
食事関連のものが欠乏していたので、食材を買出しに行ったり、6食分の切分や丼セットを
を作ったりしたが、それ以外は、終日家事をしたりTVを見たりして過ごした。

そんな中、夜にNHKで「鶴瓶の家族に乾杯」という番組があった。
いつも楽しみに見ているシナリオ無しのぶっつけ本番の番組だ。
そこで、シルバー人材センターで芝桜公園の管理作業をしている人たちの話が出ていた。

私もシルバー人材センターで、大阪城公園で約一年公園の清掃をした。
以前にも書いたが、8箇所?の便所掃除も入る。
ゴミ掃除や落ち葉かきが中心業務で、その他草取も入る。
真夏の草取は大変である。
多くの人が新人で来るが、大体数週間から数ヶ月でやめる。
速い人は一週間以内にやめる。
特に、大企業や中堅企業に勤めていた人は、続かない。
従ってほとんどのシルバーのベテランは、中小零細企業に勤めていた人や国民年金受給者であり、生活の厳しい人が多い
皆シルバーの仕事というと、のんびり休みながら仕事しているように思うだろうがそうではない。

朝も7時前には出て行って待機するし、その日の目標があり広い公園をその場所に行くまでに10分20分と歩くが、そのスピードは多分時速6kmを超える早足だ。
新入りの人は、そこで息が上がり、疲労を感じる。
更に、広大な範囲のゴミ広い(多分時速4-5kmぐらいのペース)をしてながら、3-4箇所の便所を掃除するのだ。
便所はデッキブラシで洗剤をつけて磨く。
重労働であるし、非常に汚れる作業である。

午後も違う地域で同じことを行う。
一見楽なように見える草取は、一番重労働である。
例えば石垣の間の草は、へらを使って根から除去する。
草は根が張っているので、抜くのに強い力が必要だし、それ以前に基本は、草の根元を掘り起こし根を切るので、そのときに大変力を使う。
時には、鍬も使う。
特に真夏の草取は、肉体的な重労働と、暑さで体力を消耗する。
又、秋の落ち葉は半端じゃない。
熊手で掻くが、ものすごい量の落ち葉が集まるし、大量の落ち葉は掻くのに力が必要なのだ。
草取や、落ち葉掻きで腰を痛める人は多く、私も何度か腰を痛めた。

私は、仕事にも慣れ、何も気にしたり苦痛になるものは無かったが、自分の仕事を作り出したかったので、ほぼ一年で辞めた。
それ以前に、シルバーに居るとシルバー独特のペースになじみそうで、いやだった。
結果的には、その間に自己破産をし、借金を抱えていた頃からすると経済的に問題がなくなったので、なんとなく最低限の貧困生活ではあるが年金生活に甘んじてしまい、今に至っている。

私がいたときは、(5年以上前)現役の反社会的勢力の人もいた。(期限が3年間の勤務なので、今はそこには居ない。)
無論そのことは、上には秘密にしていたが、同僚は皆知っているし、私も直接そのことは本人からそれらしいことは聞いたし、立派な名刺も他の同僚から見せてもらった。(幹部らしい)
昼間の食事の時に、レースの賭けの話や、経験談なんかもよく飛び交っていた。
だからといって、その中でやくざ風は吹かすわけではなく、普通の温和なリーダー格で収まっていた。
その点は心得ていたようだ。
町会の世話役もしていたかもしれない。
生活に困ってシルバーにきたといっていたが、そんな感じは全くなかった。
多分資金獲得のための活動(ノミ)や情報収集と、シンパの拡大では無いかと思っている。
こうしたことは、アルバイトの多い管理体制の弱い公共施設(ジム等)でもあるのではないかと思っている。

シルバーには、いろんな人がいたが、プライバシーに係わるのでここでペラペラいうわけには行かないが、人生経験としていろいろ参考になった。

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