晴 10.6/0
前日(2/22)地下鉄を利用したものの、乗り継ぎや、駅から会場までの距離やら、展覧会場をくまなく歩いた距離やら、堂地下回りの帰宅経路を含めると、最近では珍しくかなりの距離歩いているようで、なんとなくだるさが残っていた。
それでも、昨日もハードなスケジュールを組み、ゆっくり出来なかった。
午後2時にワイアートギャラリーに行き、夜7時から京都のJARFO に行く予定を立てた。
昨日は、一昨日の行事参加が影響して、食事の段取りも狂いが出ていて、うまく行っていなかったが、今日は、それを建て直し、食事関係の家事を軌道に乗せる必要がある。
そんなこともあって、昨日はお昼に食材の買出しに出かけ、食事する間もなくワイアートギャラリーを目指して出かけた。
初めて行くギャラリーと思っていたので、事前にネットでギャラリーの場所を調べていった。
ところが、そのギャラリーは数年前に行ったことがあるギャラリーだった。
とにかく、昼食もとらず出かけて、大阪駅から歩いてギャラリーまで行ったが、2時10分過ぎに着いた。
席は満員で、一番前の作家のテーブル前の席だけが空いていた。
この催しは、二階氏のFBの記事で知った。
二階武宏氏は、乙ギャラリーの個展を見てその時、直接彼とも話し合った。
作品を見て、すばらしい才能の持ち主だと感じた。
珍しい木口木版で、今経歴を見ると版画コンクールで多くの賞を獲得している。
そのときに話の中で、私もギャラリーを始めたときの最初の頃の企画展が、小口木版の作家だった話をした。
その作家、斉藤修氏の名前を出すと、彼が、私の師匠ですという。
そうしたご縁で、FBで友達になり、それ以来近くでの二階氏の展覧会は、出来るだけ行くようにしていた。
少し前にFB二階氏の記事で、昨日行った展覧会(斉藤修X二階武宏 木口木版画展)とギャラリートークの催しが紹介されていたので、すぐに予定に入れた。
会場に入ると斉藤氏は話していた。
その後二階氏も話し、ギャラリーオーナーの司会で二人の活動状況や、海外の作家の活動状況や、国内の木口木版の流れや、木材の確保の話や、技法や、蔵書票等いろいろな話が聞け面白かった。
ギャラリートーク終了後作品を見て回っていると、女性が挨拶にこられたので、良く見ると、堂山町近くにある老舗の家庭料理川上の方だった。
「川上」は斎藤氏に紹介されて、それ以降一人で行ったり、友人といったりして、お金に余裕のあるときは良く通ったお店であった。
デザイナー・芸術家や知識人が多く来ていたようで、店の上の棚には、そうした人から寄贈された本人達の著書が、ずらりと並んでいた。
店は十数席のカウンターのみだった。
今は、オーナーの川上さんは亡くなられ、川上さんと一緒に店を切り盛りしていた彼女が続けているとのことだった。
今は経済的に余裕が無いのでいけないが、余裕が出来れば行ってみたい。
その後、京都三条通りに面した、地下鉄東山駅近くのJARFOに出かけた。
80年代の現代美術についての連続講座があるのだ。
この講座は、現代作品を手にとって、見てタイトルを考えるので、非常に面白い。
現代美術には様々なものがあり、同じ考え見方で見ることが出来ない。
それぞれの、作家のコンセプトに合わせた見方をしないと、面白さは味わえないのだ。
ポップアートの見かた価値観で(パラダイム)ミニマルアートは理解できない。
同じ音楽でも、モーツアルトの曲の聞き方で、義太夫節や浪曲やハードロックを聴くことが出来ないのと同じ構造である。
講座では、80年代のコンセプチャルに近い日本の作家の作品を扱っている。
今回は、ウイスキーボトルにラベルを貼った作品の若江漢字氏の「ブラック ニッポン」
だった。
ニッカウヰスキーのボトルにチープな、ノストラダムスの肖像画を書いたコピーラベルを貼った作品だ。
日本中が、ノストラダムスの予言が話題になったことが懐かしいし、そのコンセプトが面白い。
講座終了後も、懇親会が開かれ、酒を酌み交わしながら、夜遅くまで現代美術談義に花が咲いた。
帰りは、初回講座で経験した。JRの最終電車に乗り遅れ、京橋から歩く羽目にならないか心配したが、12時頃の電車に間に合った。
前日(2/22)地下鉄を利用したものの、乗り継ぎや、駅から会場までの距離やら、展覧会場をくまなく歩いた距離やら、堂地下回りの帰宅経路を含めると、最近では珍しくかなりの距離歩いているようで、なんとなくだるさが残っていた。
それでも、昨日もハードなスケジュールを組み、ゆっくり出来なかった。
午後2時にワイアートギャラリーに行き、夜7時から京都のJARFO に行く予定を立てた。
昨日は、一昨日の行事参加が影響して、食事の段取りも狂いが出ていて、うまく行っていなかったが、今日は、それを建て直し、食事関係の家事を軌道に乗せる必要がある。
そんなこともあって、昨日はお昼に食材の買出しに出かけ、食事する間もなくワイアートギャラリーを目指して出かけた。
初めて行くギャラリーと思っていたので、事前にネットでギャラリーの場所を調べていった。
ところが、そのギャラリーは数年前に行ったことがあるギャラリーだった。
とにかく、昼食もとらず出かけて、大阪駅から歩いてギャラリーまで行ったが、2時10分過ぎに着いた。
席は満員で、一番前の作家のテーブル前の席だけが空いていた。
この催しは、二階氏のFBの記事で知った。
二階武宏氏は、乙ギャラリーの個展を見てその時、直接彼とも話し合った。
作品を見て、すばらしい才能の持ち主だと感じた。
珍しい木口木版で、今経歴を見ると版画コンクールで多くの賞を獲得している。
そのときに話の中で、私もギャラリーを始めたときの最初の頃の企画展が、小口木版の作家だった話をした。
その作家、斉藤修氏の名前を出すと、彼が、私の師匠ですという。
そうしたご縁で、FBで友達になり、それ以来近くでの二階氏の展覧会は、出来るだけ行くようにしていた。
少し前にFB二階氏の記事で、昨日行った展覧会(斉藤修X二階武宏 木口木版画展)とギャラリートークの催しが紹介されていたので、すぐに予定に入れた。
会場に入ると斉藤氏は話していた。
その後二階氏も話し、ギャラリーオーナーの司会で二人の活動状況や、海外の作家の活動状況や、国内の木口木版の流れや、木材の確保の話や、技法や、蔵書票等いろいろな話が聞け面白かった。
ギャラリートーク終了後作品を見て回っていると、女性が挨拶にこられたので、良く見ると、堂山町近くにある老舗の家庭料理川上の方だった。
「川上」は斎藤氏に紹介されて、それ以降一人で行ったり、友人といったりして、お金に余裕のあるときは良く通ったお店であった。
デザイナー・芸術家や知識人が多く来ていたようで、店の上の棚には、そうした人から寄贈された本人達の著書が、ずらりと並んでいた。
店は十数席のカウンターのみだった。
今は、オーナーの川上さんは亡くなられ、川上さんと一緒に店を切り盛りしていた彼女が続けているとのことだった。
今は経済的に余裕が無いのでいけないが、余裕が出来れば行ってみたい。
その後、京都三条通りに面した、地下鉄東山駅近くのJARFOに出かけた。
80年代の現代美術についての連続講座があるのだ。
この講座は、現代作品を手にとって、見てタイトルを考えるので、非常に面白い。
現代美術には様々なものがあり、同じ考え見方で見ることが出来ない。
それぞれの、作家のコンセプトに合わせた見方をしないと、面白さは味わえないのだ。
ポップアートの見かた価値観で(パラダイム)ミニマルアートは理解できない。
同じ音楽でも、モーツアルトの曲の聞き方で、義太夫節や浪曲やハードロックを聴くことが出来ないのと同じ構造である。
講座では、80年代のコンセプチャルに近い日本の作家の作品を扱っている。
今回は、ウイスキーボトルにラベルを貼った作品の若江漢字氏の「ブラック ニッポン」
だった。
ニッカウヰスキーのボトルにチープな、ノストラダムスの肖像画を書いたコピーラベルを貼った作品だ。
日本中が、ノストラダムスの予言が話題になったことが懐かしいし、そのコンセプトが面白い。
講座終了後も、懇親会が開かれ、酒を酌み交わしながら、夜遅くまで現代美術談義に花が咲いた。
帰りは、初回講座で経験した。JRの最終電車に乗り遅れ、京橋から歩く羽目にならないか心配したが、12時頃の電車に間に合った。
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