~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/11/24(土)「子ども条例のつくり方」連続講座の第3回

2018年11月24日 | 議員
「子ども条例のつくり方」5回連続講座の3回目でした。




今日は、
宝塚市からの報告でした。
平成19年に「宝塚市子ども条例」が制定されてから、
条例の基本理念に基づき、
子どもの権利の侵害を取り除き、
子どもの最善の利益を具体的に実現していくために、
7年の年月をかけ、
子どもの人権擁護のとりくみを経て、
「子どもの権利サポート委員会」が設置されるに至った経緯と、
具体論な事業内容をお聞きしました。


「宝塚市子どもの権利サポート委員会」は、
子どもに寄り添う専門機関として、
相談に応じるだけでなく、
救済の申し立て、サポート委員会の発意により独自に調査や関係機関との調整を行ったりできる権限を持つそうです。

制定されてから4年、
相談件数は着実に増え、
対象としては、
小学生が増えているとのことでした。




相談の仕方としては、
チャイルドラインによく似ていますが、
相談内容によっては、
調査を行ったり、
制度の改善を求めたりできる権限を持つところが、大きく違います。


いじめや不登校の問題では、
当事者一人の問題ではなく、
相手や学校との関係が複雑だったり、
直接言いにくいことだったりして、
長期化したり、決裂することがあるので、
阪南市も、第三者委員会として、
弁護士や専門の相談員が気軽に聞いてくれたら、と思う場合が、ときどきあります。

子どもたちの人権がしっかり守られ、
安心して生きていくために、
必要なことをどう進めていくか、
道筋がまだ見えない私です。