~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/11/10(土)市民の活動への評価を考える

2018年11月10日 | まちづくり・市民活動
午前中は、
市の生涯学習推進室が事務局になっている、
地域子ども教室「わくわく教室」に、
講師として参加しました。

小学生を対象に、
市内4つの会場(桃の木台、下荘、東鳥取、西鳥取の各小学校)で、
月2回ずつの土曜日、
運動や文化活動の体験を提供しています。

私が所属する、
NPO法人子どもNPOはらっぱでは、
「わくわく教室」がスタートしたときから講師派遣の協力をしていて、
今年度も、
それぞれの会場に、
年に2回ずつ参加しています。

1回目は、6月~7月にかけて、
「新聞アート」と「ボードゲームやカプラであそぼう」というプログラムで、
子どもたちにあそびの提供をしました。

できるだけ簡単な材料で、
想像力から創造につながるプログラムと、
昔あそびや、コミュニケーション力につながるあそびを提供しています。

2回めの今日は、
大型絵本を3冊読んだあと、
キッズはらっぱ(放課後の子どもの居場所事業)で人気のゲームであそびました。

フランスやドイツなど、
ヨーロッパで作られたゲームは、
乳幼児から10代くらいの子どもたちの育ちに必要な、
指先の発達や、形を見分けたり、先を見通す力が育つように考えられたゲームが主流です。
日本のように、
半年や1年で使えなくなる流行りのものではなく、
修理したり、補充したりすれば長く使えるよう工夫してあります。

パズルなども、
キャラクターではなく、
よりリアルな絵で、
町の風景や家のキッチンやリビングなど、
生活に密着したパズルで、
おやこで、交通ルールを学んだり、
家の危険箇所を知ったりできるようなものになっています。

子どもNPOはらっぱでも、
できるだけ、
子どもたちの心とからだの発達に添うおもちゃやあそびの提供を心がけていて、
「わくわく教室」でも、
こんなおもちゃやあそびを提供しています。


「カロム」は、彦根で作られたゲームです。指で駒をはじき、ビリヤードのように、四隅の穴に入れていくのですが、ハマる子が続出です。



10個のカラー積み木を、サイコロで出た目の時間内に、カードの絵のとおりに積み上げるゲーム。



フランス生まれの積み木。
子どもたちには絶大な人気。
これは、中に子どもが入っていて、完成後、壊して出てくるあそび。



皿回しも人気のあそび。
時間内にできるようになることも多い。



でも、皿と棒で、ホッケーみたいにあそぶ子もいる。



ドミノは、花形。最後に成功すると、大拍手。

真剣に集中してあそぶ子どもたちと過ごす時間は、学校の先生方に、ぜひ見てほしいし、体験して、授業にも取り入れてほしいなあと思います。

スズメバチの巣が見つかって、
延期になった「絵本ミュージカル」ですが、
会場外で開催の「ハコソラ」は
尾崎住民センターで開催できたので、
午後から行ってみました。
こちらにも、
会場内で参加予定だったはらっぱは、
急きょ、
あそびのコーナーで参加させていただきました。


昼過ぎに行って、
たくさん来場されているなあと感じましたが、
午前中は、もっとたくさん来場されていたそうです。


「ハコソラ」は、
Bambinoさんが主催なのですが、
若い世代のニーズをつかんで、
毎回たくさんの方で賑わっています。

夕方からは、
引きこもりの若者の居場所づくりに取り組もうという方と、
支援してくれる事業所を訪ねてみました。
行政にも相談したけれど、
場所の相談には乗ってもらえなかったとのことでした。

行政ではできないニーズをつかんで、
実践している市民の活動は、
他にもあります。
そんな活動に、
しっかり目を向けて、評価し、
お金はなくてもできる支援を考えていってほしいと感じた1日でした。