昔あって、今ないもの。
生活の中でも多々ありますが、
学校で言えば、
登下校の自由さは、
「子どもの安全」ということで、
ほぼなくなったように思います。
登校は、時間に間に合うようにということで、仕方ないにしても、
下校時は、もう少し緩やかに子どもたたちを見守れないかと思います。
特に、日の入りが早くなるこれからの時期は、
下校時間に「あそびながら帰る」のが、貴重な時間だったりします。
今、子どもたちは、
同じクラスの子の家や、
登校班がいっしょでも、ちょっと離れた家は知らないこともあります。
30代になる子どもたちは、
自分で歩いてあそんで、
親の知らないおっちゃん、おばちゃんと知り合いになったり、
学年が違い、家の方向が違う子の家を知っていたりし、
「どこであそんでいるんだ?」と思ったともありましたが、
登下校の道しか知らないよりは、
いい体験だったと思います。
池田小学校の事件や、
登下校中の連れ去り事件など、
「いつ起きるかわからない犯罪」への
対策は必要ですが、
子どもたちの日常の体験を奪う対策は、
結局子どもたちのためにはならないのではないかと思うのです。
「大人が守るべき安全」と、
「子ども自身が身につけるべきチカラ」を、
どう両立させるかは、
地域と学校、家庭の大きな課題だと思います。
明日から12月。
事務所のドアの飾りを替えました。
生活の中でも多々ありますが、
学校で言えば、
登下校の自由さは、
「子どもの安全」ということで、
ほぼなくなったように思います。
登校は、時間に間に合うようにということで、仕方ないにしても、
下校時は、もう少し緩やかに子どもたたちを見守れないかと思います。
特に、日の入りが早くなるこれからの時期は、
下校時間に「あそびながら帰る」のが、貴重な時間だったりします。
今、子どもたちは、
同じクラスの子の家や、
登校班がいっしょでも、ちょっと離れた家は知らないこともあります。
30代になる子どもたちは、
自分で歩いてあそんで、
親の知らないおっちゃん、おばちゃんと知り合いになったり、
学年が違い、家の方向が違う子の家を知っていたりし、
「どこであそんでいるんだ?」と思ったともありましたが、
登下校の道しか知らないよりは、
いい体験だったと思います。
池田小学校の事件や、
登下校中の連れ去り事件など、
「いつ起きるかわからない犯罪」への
対策は必要ですが、
子どもたちの日常の体験を奪う対策は、
結局子どもたちのためにはならないのではないかと思うのです。
「大人が守るべき安全」と、
「子ども自身が身につけるべきチカラ」を、
どう両立させるかは、
地域と学校、家庭の大きな課題だと思います。
明日から12月。
事務所のドアの飾りを替えました。