~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/11/13(火)「街が変われば人が変わる」~安藤忠雄さん講演会~

2018年11月13日 | まちづくり・市民活動
岸和田青年会議所さんが主催の、
安藤忠雄さんの講演会「街が変われば人が変わる」に行ってきました。


会場の浪切ホールは、
私が到着した、開始10分前には、
1階部分はほぼ満席で、
高校生や若い世代の参加が多かったです。


安藤忠雄さんのお話は、
発想も行動も、破壊的にすごいなあと感じました。

キーワードは、
「何がしたいのかをはっきりさせること」
「あきらめずに、前を向いて行くこと」
「うまくいかなければ、また始めからやればいい」

シンプルでわかりやすいお話に、
ただただ共感していました。

後半は、久米田高校と近大泉州高校の高校生との一問一答。
メモ書きを書いただけで、安藤さんの答えは、もっと深かったです。

●岸和田には競輪場があるが、もっと活性化するには?
➡「競輪場を」ではなく、「競輪」がおもしろければ、人が集まってくる。「競輪」の現状を知り、どうすればもっと面白くできるか、考えてみては?

●将来、公園のデザインをしたい。どんなことを考えればいいか?
➡何ができる公園なのか、というコンセプトが大切。以前作った公園では、「桜」が原点だったから、「桜」をどう植えるかを考えて作った。

●だんじりで、観光客を増やすには?
➡観光客を増やすのには、どんな町にしたいのか、の意識が必要。たとえば、市民一人一人が絶対にゴミを道路に捨てない町になれば、「ゴミのない町」になって、「ゴミがひとつも落ちていない」という宣伝ができる。

●シャッターの閉まった商店街を活性化するには?
➡「みんな、ほしいものがあったら、商店街に行かずに、ネットで買うでしょう?商店街が閉まるのは当たり前」。どう使いたい?何がしたい?そこに住む人が、しっかり考えていくこと。

……メモ書きなので、正確ではありませんが、
安藤さんと高校生で、
こんな感じのやりとりがあり、
興味深かったです。

「街が変われば、人が変わる」というタイトルでしたが、
「街が変わる」ためには「人(市民)が変わる」ことが必要なわけで、
結局、「市民を変えるアクション」が必要なのではないだろうか……と感じた講演でした。

なかなか面白くて、考えさせられる講演会でした。