老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

大阪のイメージ(続) 地名編  ①大阪か大坂か

2024年09月01日 18時57分02秒 | その他
(迷走する台風10号で大騒ぎしている間に、早くも9月。
今朝方は久しぶりにクーラーなしでも寝られる状態だったので、今日は思い切ってテニスに参加。
 例によって、ゲームには加わらずに練習程度の参加でしたが、1時間ほど汗をかいて体を動かしたので、少しスッキリした感じです)

  先日、大阪弁のことを書き込みましたが、大阪は歴史があるだけに、読みにくい地名が沢山残っていて、大阪に住んでいる人でも少し馴染みのない場所については読めない人も多いです。 

 代表的な地名は随分前に下記に纏めましたので、興味がある方はご参照ください。
大阪のイメージ補足:大阪市内の難読地名 - 途中の老いで... (goo.ne.jp) (2016.4.29)

 しかし、大阪の地名については判りにくいことが多く、改めてもう少し調べてみたくなりましたが、大阪の地名は本当にややこしいですね。

 先ず、難読地名については、知人たちからもまだまだあるよとの指摘を受けていますが、その内の一部を下記しますので、挑戦してみてください。(解答は一番下に・・・)
①遠里小野(大阪市住吉区) ②出灰(高槻市) ③私市(交野市) ④点野(寝屋川市)⑤中垣内(大東市) ⑥御厨(東大阪市) ⑦茱萸木(狭山市) ⑧蕎原(貝塚市) ⑨深日(岬町)


 続いて地名と言えば、先ず問題になるのは「おおさか」の漢字です。
現在では「大阪」ですが、戦国時代などでは「大坂城」に見られるように「大坂」だったのです。

 WIKIPEDIA等に拠ると、江戸時代中期には「大坂」と「大阪」が併用されていたようですが、明治維新後の1868年、新政府が大阪府を置いた際に、元来の「大坂」に代わって「大阪」が正式な表記となったということです。

 「大坂」が「大阪」になった、最大の理由としては、下記が挙げられています。
「坂」の字を分解すると「土に反る」となり、死を連想させることから、江戸時代のころから「大阪」とも書くようになっていた。
・「坂」が「士が反する」、すなわち武士が叛く(士族の反乱)と読めることから、旧士族への対応に苦労していた明治新政府は「坂」の字を嫌った。

 現在から見れば、「何だ、そんなことか!」というような理由で、我が「大阪」はうまれました。(まさ)

<難読地名>の解答
①おりおの ②いずりは  ③きさいち  ④しめの  ⑤なかがいと 
⑥みくりや ⑦ぐみのき  ⑧そぶら  ⑨ふけ



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