老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

言葉の語源など その(119)  ~てれこ(或いは「テレコ」)~ 

2024年05月14日 19時23分32秒 | 面白い言葉や語源など

(旅行記や花の書き込みが続いたので、久しぶりに語源関係です)

 先日、有人との電話が上手くつながらず、留守電状態がお互いに3回ほど続いたことがあり、タイミングよくやっと通じた時に、思わず『テレコテレコ やったなぁ!』と言いましたが、この「テレコ」という言葉が気になりました。

 ニュアンスからすると外来語のようにも思えますが、全くの日本語だそうです。

 GOO辞書に拠ると、<物事を互い違いにすること。また、食い違いになること。あべこべ>と言う意味の言葉で、元々は「人の手を入れて交互にする」を「手・(入)れ・交」と略した関西弁だといいます。

 また、歌舞伎で「2つの異なる筋を1つのストーリーにまとめ、交互に進めていく」手法の名前として用いられるようになり、芸能の世界を通じて全国に広がったそうですが、繊維業界や放送業界でも良く使われる言葉のようです。

 関西人としては良く使いますが、前述のように入れ違いになった場合などに「テレコテレコ」と重ねて使うことが多いです。

 
 話しは変わりますが、かってテープレコーダーのことを「テレコ」と言ったような記憶がありますが、最近は聞かないというか、テープレコーダー自体を見なくなりましたね。(まさ)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。