(旅行記や花の書き込みが続いたので、久しぶりに語源関係です)
先日、有人との電話が上手くつながらず、留守電状態がお互いに3回ほど続いたことがあり、タイミングよくやっと通じた時に、思わず『テレコテレコ やったなぁ!』と言いましたが、この「テレコ」という言葉が気になりました。
ニュアンスからすると外来語のようにも思えますが、全くの日本語だそうです。
GOO辞書に拠ると、<物事を互い違いにすること。また、食い違いになること。あべこべ>と言う意味の言葉で、元々は「人の手を入れて交互にする」を「手・(入)れ・交」と略した関西弁だといいます。
また、歌舞伎で「2つの異なる筋を1つのストーリーにまとめ、交互に進めていく」手法の名前として用いられるようになり、芸能の世界を通じて全国に広がったそうですが、繊維業界や放送業界でも良く使われる言葉のようです。
関西人としては良く使いますが、前述のように入れ違いになった場合などに「テレコテレコ」と重ねて使うことが多いです。
話しは変わりますが、かってテープレコーダーのことを「テレコ」と言ったような記憶がありますが、最近は聞かないというか、テープレコーダー自体を見なくなりましたね。(まさ)