老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

身近な言葉の語源  中国の故事などに関するもの その⑧  ~後生(こうせい)畏るべし~

2024年03月03日 19時35分43秒 | 北山君 遺稿集(人間の行動学)

(今日は久しぶりの好天気で、鶴見緑地迄出かけてテニスを楽しんできました。ブログは昨日に引き続き言葉に関する話題です。)

 これも間違い易い言葉ですが、一番多い間違いは「後生(こうせい)」を「後世(ごしょう/ごせ)」と勘違いすることです。

 「後世」は、生まれかわった後の世とか来世という意味なので、<(現在をチャンとしていないと)来世で祟りがある>というような意味で理解している人も多い様です。

 しかし、この言葉は孔子の「論語」の「子罕」に出てくる言葉に拠るもので、原文は、「子曰、後生可畏。焉知來者之不如今也」で、

 書き下しでは、「子曰く、こうせいおそるべし。いずくんぞ らいしゃの いまに しかざるを 知しらんや」となり、その意味は

 “人の進歩は、 はかることができない 「後生畏こうせいおそるべし」若いからといって見くびってはいけない、彼等の将来がわれわれの現在に及ばないと誰がいい得よう”という意味で、

 要約すれば、<自分より後に生まれてきた者は、将来どれほどの人物になるか計り知ることはできないから、侮ってはならない>という教訓です。(まさ)

※ この項は、<コトバンク>や<imidas>などを参考にさせて頂きました。 

 
 昨日の夕食の紹介ですが、美味しそうな生ワカメと鯛が入手できたので、豪華にワカメと鯛のシャブとなりました。

鍋に水を入れて沸かし、生ワカメ/タイを準備。
流石に今日は湯豆腐はや止めて、茶碗蒸し(購入品)とホウレンソウのお浸し

生ワカメ 茎の部分もありますが褐色です

タイ 半身で買ってきて薄くスライスに

生ワカメを鍋に入れると直ぐに鮮やかな緑色に  目でも食欲をそそります
直ぐにタイも入れます

ワカメもタイも直ぐに出来上がり、柚子ポン酢で

ホウレンソウのお浸しはアミエビと一緒に