高野山真言宗の子院で、かつての名称は中院で當麻寺最古の子院。
中将姫剃髪の地と伝承され、中将姫の仏法の師である実雅の開山と伝えられていますが、役行者が開いたともいわれていると共に、陀羅尼助発祥地の一つとされています。
庭園「香藕園(こうぐうえん)」が有名で、内庭は當麻寺の東西両塔を借景とした池泉回遊式庭園、外庭は山の斜面に造園されていますが、後西天皇の行幸に合わせて片桐石州が改修したと伝えられていますが、竹林院群芳園(吉野山)、慈光院庭園(大和郡山市)と並んで大和三庭園のひとつに数えられています。
また、茶室「丸窓席」も片桐石州の造築とされています。
丁度ボタンが見頃でしたが、人も少なくノンビリとお庭を楽しませていただきました。(まさ)
中将姫剃髪堂
庭園「香藕園(こうぐうえん)」への入口
東塔が借景となっています
庭園の様子
丸窓茶席
外庭との土塀
同上
ボタン
同上
同上
白いフジ
ナルコユリ(ユリ科)
アマドコロ(ユリ科)