先日の原発絡みの書き込みの中で、中村敦夫氏の朗読劇「線量計が鳴る」について触れさせて頂きました。
中村氏は私と同年代で、戦争・戦後期の疎開生活という共同体験もあるようですが、戦争・戦後とこの国の大きな変化を体験してきた私たちの世代は、やはり同じような価値観を持っているようです。
共通の出発点は、日本人として戦争責任を何も追及しないままに、過去の責任に目をつぶり、経済最優先の世界に進んでしまったことへの憤りと、このような変化に対して目に見える抵抗の結果を出せずに生きてきたことへの後悔が入り混じった感情かも知れません。
そんな中で、この中村敦夫氏の朗読劇「線量計が鳴る」を取り上げた毎日新聞の記事によると、中村氏は
“原発事故が起きても、だれも逮捕されない。津波に罪をかぶせて、責任者がみえないようにしている”と嘆かれていますし、
この劇を支える高齢の支援者の中にも、
・地球規模の環境破壊が進む中、利便性や効率性を最優先する社会から脱しなければならない。
・現政権の成長戦略の根本にあるのは経済至上主義。金が金を呼び、欲が欲を呼ぶ。これでは原発から抜け出せないし、最後には身を滅ぼす。
というような意見が多いようです。
良く考えると、私がこのブログを続けているのも、根本はこの方々と同じような憤り・不満や不安があるからです。
若い頃に色々な経験をした私たち世代は、後期高齢者という年齢になりましたが、支えられる側としての枠組みに甘えるのではなく、今一度頑張らなければならない気がします。
そんな中、中村氏が公演後に観客に向かって言われたという次のような呼びかけを今一度噛みしめるべきではないでしょうか。
“有権者の多くが高齢者になった今こそ、この人たちを動かすダイナミックな発想が必要です。原発ゼロと高齢化社会を争点とするような政党が政権を握る。皆さん、頑張りましょう”
(まさ)
中村氏は私と同年代で、戦争・戦後期の疎開生活という共同体験もあるようですが、戦争・戦後とこの国の大きな変化を体験してきた私たちの世代は、やはり同じような価値観を持っているようです。
共通の出発点は、日本人として戦争責任を何も追及しないままに、過去の責任に目をつぶり、経済最優先の世界に進んでしまったことへの憤りと、このような変化に対して目に見える抵抗の結果を出せずに生きてきたことへの後悔が入り混じった感情かも知れません。
そんな中で、この中村敦夫氏の朗読劇「線量計が鳴る」を取り上げた毎日新聞の記事によると、中村氏は
“原発事故が起きても、だれも逮捕されない。津波に罪をかぶせて、責任者がみえないようにしている”と嘆かれていますし、
この劇を支える高齢の支援者の中にも、
・地球規模の環境破壊が進む中、利便性や効率性を最優先する社会から脱しなければならない。
・現政権の成長戦略の根本にあるのは経済至上主義。金が金を呼び、欲が欲を呼ぶ。これでは原発から抜け出せないし、最後には身を滅ぼす。
というような意見が多いようです。
良く考えると、私がこのブログを続けているのも、根本はこの方々と同じような憤り・不満や不安があるからです。
若い頃に色々な経験をした私たち世代は、後期高齢者という年齢になりましたが、支えられる側としての枠組みに甘えるのではなく、今一度頑張らなければならない気がします。
そんな中、中村氏が公演後に観客に向かって言われたという次のような呼びかけを今一度噛みしめるべきではないでしょうか。
“有権者の多くが高齢者になった今こそ、この人たちを動かすダイナミックな発想が必要です。原発ゼロと高齢化社会を争点とするような政党が政権を握る。皆さん、頑張りましょう”
(まさ)