(今日は朝から雨予報で、定例のテニスは無理だろうと思っていたのですが、降りそうな空模様ながら何とか持っているので、これはラッキーという事で13時から2時間楽しみました。
しかし帰路に突然の豪雨に遭遇。風も強くて傘もさせず、ビショヌレで帰宅。風呂場に飛び込んでシャワーを終えた頃に、何と雨は上がっていました。このように一瞬儲けたと思ったことで、後でひどい目に合うというのは度々起こります。)
最近かっての仕事仲間やボランティア仲間たちへの連絡の機会が増えていますが、そんな中で悩んでいるのが集まりの会合名や皆さんへの呼びかけ方です。
長年の習慣で、「OB会」というのを何気なく使っていたのですが、関係者から「男性だけならともかくとして、女性が入る場合はOB会はあかんで、最近はOG・OB会やで」とのアドバイスを受けました。
セクハラや差別問題が厳しい現在ではそうなんや、と思いながら以後は「OG・OB会」という表現を使うようにしていますが、<女性に年齢を聞くのは失礼>と教えられてきた世代としては、女性に対して「OG」という表現をするのはどうも気が引けるところもあり、<WIKIPEDIA>などで少し調べてみました。
そんな中で判ったことは、
◆OB・OG(オービー・オージー、Old Boy・Old Girl)とは、特定の集団の出身者を表す一種の和製英語である。
OBは男性の出身者、OGは女性の出身者を表すが、まれにOBに女性も含めて用いられる。
男女を問わない場合には、この種の言葉を避け、「先輩」「既卒者」(または「卒業生」「同窓生」「アルムナイ」)などと言い換えることもある。
◆英語圏
英国では、日本と同様に特定の学校の卒業生を Old Boys/ Old Girls/OB というが、OGという略語 は使われない。
米国では、Old Boyや Old Girl という表現は使われない。米国では男性は Alumnus、女性は Alumna と言うのが一般的である。
また、米国ではOG は Original Gangster の略称であり、「本家ギャング」、すなわち「生粋のギャング」との意味で使われる。
英国・米国両方で使える言い方として a graduate of ○○ University がある。部活や企業など、特定の集団の一員だった人を英語では former member, ex-member 等といい、定年退職者の場合は retiree という。
◆ということで、どうやらOGという表現は適切でないことは判りましたが、それではどのような言葉が適切なのかということになると、直ちには結論が出ません。
・私が直面している、男女が共にいる会社や団体のメンバーだった人たちに対しては、「former member」や「ex-member」が無難なように思うのですが、適切な日本語が直ぐに思い浮かびません。
・また、「アルムナイ(Alumni)」については、ラテン語で母校を意味するアルマ・マーテル(Alma mater)の形容詞形が語源となっており、ラテン語の語形変化のルールに従うと「数」と「性別」により単語が変化し、「Alumnus、Alumni、Alumna、Alumnae」の4つがあるが、ジェンダーレスな表現として用いる場合はアルムナイ(Alumni)が欧米においても一般的なようです。
しかし、この言葉も適切な日本語がなく、最近では企業の退職者を指す言葉としても用いられるケースが多くなり、退職者再雇用(アルムナイ採用)というような表現が多くみられるので、日本では一般的ではないようです。
どうやら、「OB会」で通すか、或いはformer member, ex-memberを表す「在籍したことがある人」のような表現が良いかと思っています。ややこしいですね・・・ (まさ)
