〜どんなに愛していても、ずっと一緒にいることはできない。だから、心は…
投資組合を経営する「わたし」が出逢った、風俗嬢サクラ。彼女とのメール交換から、すべてが始まった―。「BOOK」データベースより
僕は村上龍氏の大ファンです!20代の頃から相当な数の村上龍作品を読みました。
中でも11年前に読んだ『半島を出よ 上・下 』は最高傑作でしょう!
しかしながら、あの村上龍も歳を取り、すでに還暦を過ぎているとのこと。
もちろん「円熟味」とい言葉がある通り、作風も変わっていくのが当然でしょう。
しかし、この『心はあなたのもとに』はひどい・・・。
物語の冒頭に「香奈子」の死が告げられる場面から始まるので、二人が恋に落ちて〜そして終わりの時を迎えるまでの時間をどのように過ごしたのか?ということを村上龍が、どこまで持っていってくれるのか?と期待しながら読みました。
しかし、ほとんど緊張感もなく、ダラダラ〜、ダラダラ〜、と、中年オヤジの自問自答が続きます(´д`|||)
その途中途中で、彼のビジネスの話や、食事の内容、ワインの銘柄などが、くどくどと描かれており、「このくだりいる?必要?」って、全く物語にダイブできませんでした。
もう、あの頃の村上龍氏に出会うことは出来ませんが、もう少し何とかしてもらいたかったですね。
★★☆2.5です。
投資組合を経営する「わたし」が出逢った、風俗嬢サクラ。彼女とのメール交換から、すべてが始まった―。「BOOK」データベースより
僕は村上龍氏の大ファンです!20代の頃から相当な数の村上龍作品を読みました。
中でも11年前に読んだ『半島を出よ 上・下 』は最高傑作でしょう!
しかしながら、あの村上龍も歳を取り、すでに還暦を過ぎているとのこと。
もちろん「円熟味」とい言葉がある通り、作風も変わっていくのが当然でしょう。
しかし、この『心はあなたのもとに』はひどい・・・。
物語の冒頭に「香奈子」の死が告げられる場面から始まるので、二人が恋に落ちて〜そして終わりの時を迎えるまでの時間をどのように過ごしたのか?ということを村上龍が、どこまで持っていってくれるのか?と期待しながら読みました。
しかし、ほとんど緊張感もなく、ダラダラ〜、ダラダラ〜、と、中年オヤジの自問自答が続きます(´д`|||)
その途中途中で、彼のビジネスの話や、食事の内容、ワインの銘柄などが、くどくどと描かれており、「このくだりいる?必要?」って、全く物語にダイブできませんでした。
もう、あの頃の村上龍氏に出会うことは出来ませんが、もう少し何とかしてもらいたかったですね。
★★☆2.5です。