「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

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これこそ「ゴネ得」やないの?

2008年09月26日 | 雑感・日記的な
麻生内閣が発足しましたね。各閣僚の顔ぶれについては、僕が何を申し上げる訳でもないですが、大臣の途中辞任が相次ぎ、鬼門といわれている「農林水産大臣」に石破茂氏が就任したことで、何か農林水産省を取り巻く環境が変わりそうな気がして大きな期待を寄せています。

その他の人については、特に注目したりする点はないように思っていたんですが、一人だけ注目すべき閣僚がいました!

それは・・・


中山成彬国土交通大臣です。この人の奥さんは、拉致問題で名を馳せている、中山恭子首相補佐官です。


さてさて失言が心配されている麻生総理ですが、総理がニューヨークに行っている間に、閣僚がやってくれましたネ

中山国交相は、マスコミ各社のインタビューに対して・・・

>成田空港の拡張が地元住民の反対などで進まなかった経緯について、「自分さえよければいいという風潮の中で、空港が拡張できなかったのは大変残念。(空港整備が進む)中国がうらやましい」反対派らによる「ゴネ得」と述べ、「戦後教育が悪く、公共の精神が欠けている」と批判した。

>「日本は随分内向きな、単一民族といいますかね、あんまり世界と(交流が)ないので内向きになりがち」と述べた。

>大分県の教員汚職事件にも言及し、日本教職員組合(日教組)と絡め「大分県教委の体たらくなんて日教組(が原因)ですよ。日教組の子供なんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ」と話した。


というような内容で痛烈に批判しました。すぐに「発言撤回」をしたんですが、ある意味では正論を吐いておられるようにも思うんやけどねぇ~。まぁ、大臣として配慮に欠けていた「不適切発言」という指摘を受けても仕方がないでしょうね。


しかしっ!この中山国交相、成田空港反対派に「ゴネ得」と言っていましたが、自分自身が、国土交通大臣になった経緯が、実は「ゴネ得」やったんですわ


ドタバタ二転三転、組閣の舞台裏…森元首相が強権

まぁ森さんの発言や行動等はおいといて・・・。

 町村派事務総長の中山成彬氏は、官房長官就任が内定していた河村建夫氏に近づき、麻生首相から「行革担当相」を提示されていたが、「ウチは私も妻も息子も大蔵省(現・財務省)の公務員一家だ。」と述べ、家族が公務員のため、公務員改革には不向きだという理由から、ポスト差し替えを求めたという訳ですわ。
 最大派閥として重要閣僚を求めたとの見方もあり、日経新聞は中山氏が河村氏に「首相指名選挙で町村派が『小沢一郎』と書いてもいいのか」と詰め寄った。

と報じました。

こうして「ゴネ得」で、国土交通大臣に就任したらしいですオモシロイですねぇ~

麻生総理自身が「適材適所」と述べたらしいが、各閣僚の決め方を一つ一つ点検していくと、「玉突き内閣」といえるのではないでしょうか?

いずれにしても、この中山国交相の動向に注目していきたいと思いますよ。
コメント
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