ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

大坂では「あの人、けったいな人やで」がほめ言葉になる。

2012年07月17日 | Weblog
「ナニワ成功道」中谷彰宏著より。

関東ではあまりなじみのない言葉だが、いろいろな意味合いがあるらしい。ちょっと違う、あやしい、うさんくさい、異常などの意味まであるという。

それに対しては「普通」ということになるが、それはむしろみっともないことで、ダサい、カッコ悪いことでもあるようだ。「けったい」は目立つ個性、オリジナリティーがある、ユニーク性など主張される。

そして、大坂の人は「けったい」であるためにどうしなければならないかを常に考えているという。中谷氏自身も大坂人だからそうなのだろう。・

どうやったら、ウケるかを考えているというのは、かなりアドリブができなければならないということでもあろう。また似たようなものに「アホ」があった。「あいつアホやな」は大坂ではほめ言葉だったのだ。その人に好意をもっているから出る言葉らしい。


雑談を三分以上続けることができる人は意外に少ない。

2012年07月16日 | Weblog
「なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか」藤沢久美著より。

確かに話し好きという人は大勢いるかもしれないが、それで相手に興味がある話ができるかどうかは別ではないだろうか。一方的に、自分の思っていることだけを話されても迷惑なこともある。

話がよどみなくできればいいというものでもないだろう。聞いている方がその先を知りたいと思うか、また新しい知識が得られたかも雑談のポイントだとも思える。

ある会社の社長は、雑談が上手な人は、共感力がある人だともいう。聞き手にとって面白い内容をどれだけ持っているだろうかと、ふと思ってしまった。

やはり普段から幅広く準備してないと、いい雑談はできないだろう。筆者は多くの中小企業の経営者とのインタビューでもやはりいい企業の経営者は共感力があると感じたようだ。


小さいからこそできる知恵に満ちた工夫。

2012年07月15日 | Weblog
小さいからこそできる知恵に満ちた工夫。
「なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか」藤沢久美著より。

筆者は約10年ほど前に「21世紀ビジネス塾」という番組でキャスターをしていた。その時にいくつかの元気のいい中小企業を紹介していたのを思いだす。筆者はその後も3年間で400社ほども取材を続けたという。

そして、そこから小さな企業の小さな工夫が、よく見れば最先端のビジネスであることにも気づいていた。そして、その後新たに「御用聞きビジネス」が生まれてきたという。

現代の御用聞きとは、サザエさんに登場するような酒屋の三河屋さんではなかった。今の消費者の求めるものは、安心、心地よさ、自分らしさのようなものだった。一人ひとりにあった感覚のようなものだともいう。

インターネットが発達した現在では、小さな町の小さなお店でも、全国のお客様の御用聞きになることができるのだった。むしろ小さいからこそできるサービスもあるのではないだろうか。

サービスは、坂道発進。何もしなかったら、バックしていく。

2012年07月14日 | Weblog
サービスは、坂道発進。何もしなかったら、バックしていく。

「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。

実はこのフレーズは、繰り返しでもあった。(2004年12月11日の日記でも触れていた)なんと7年半前!ブログを始める前に書き留めていた。

それだけ、この部分は今でも印象に残っているということになる。やはり気になるフレーズは何年経っても気になるものだと思った次第。

その時に読んだ本は『あなたのサービスが伝説になる』というタイトルで同じ著者のものだった。伝説になるほどのサービスを繰り返して初めてお客さんの印象に残るのだろう。

ここでの結論は「頼まれていないときこそ、何かしよう」だった。サービスする意識の問題のようだ。もうこれだけで余計なコメントも必要ないだろう。

サービスの料金は、お客様が笑った回数で決まる。

2012年07月13日 | Weblog

「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。

ここでの笑うとは、いろいろな意味が含まれていそうだ。それらは感動、感激、感心、感謝、おいしい、楽しいなど実際には言葉にはできないものも多くあるのではないかな。

サービスされて気持ちが和んで、癒され、お客さんが満足すればいいのだろう。ということは必ずしも面白い言葉や冗談は必要ではなかった。

もちろん自然なユーモアがあればなおいいのだろうが。またこの店に来たいと思わせる雰囲気が出せるかどうか。

そう考えると、意外に単純ではないことがわかる。それはサービスを提供する側の工夫次第とも言えそうだ。すべきことは無限にあるのだろう。


仕事をするとは、事実を作ること・・・

2012年07月12日 | Weblog
「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。

始めからやりたい仕事で実績を作ることは難しい。やりたい仕事を任せてもらうのにも時間はかかるものだ。

そのためにはまず、やりたくない仕事で実績を作って認めてもらわなければならなかった。その実績をくり返して、評価されたときにやりたいことができるチャンスが手に入れられるという。

つまりプロセス自体はまったく評価の対象ではなかった。仕事は結果がすべてといえる。プロの世界ではどこでも結果だけが評価される。

お店なら商品、品揃え、サービス、雰囲気、清潔さ、感じの良さ、快適さ、その店に来るお客さんさえも評価されるのではないだろうか。

このように事実は、一つだけとは限らない。9割はいいがあとの1割でダメと感じられたら期待はできない。いくつものことが重ねあわされて評価の対象になるのではないかな。


方法論で悩む前に、がむしゃらに数字を優先してみたらどうだろう。

2012年07月11日 | Weblog
「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。

またまた野球界の話題が続いてしまうが、「数字だけが永遠に残るのだ」と語っていたのは落合博満だった。残した結果だけがすべてだということらしい。

落合は「長嶋さんが記憶の人で、王さんが記録の人と言いうが、そうじゃない。長嶋さんが記憶から消えないのは、すごいタイトルを取ったり、数字を残しているからだ。・・・」という。

誰も成し遂げたことのない三度の三冠王といえば、落合しかいない。一度達成するだけでも偉業なのに、それを成し遂げた彼の言葉には自信があるのだろう。

プロスポーツでは特に経過はまったく残らない。結果だけが残されていく。自身の経験から力強く言えることは、とにかく数字を優先してみることが何より大事なことだったのだ。

日々の仕事はどんなに達成感があってもすぐに消えてしまう。記録に残るような仕事ってなかなかできないものだ。だから、年間の予算達成などは一時の自己満足でに過ぎないことがわかる。


「超二流」の生き方もまた人生である。

2012年07月10日 | Weblog
「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。

元プロ野球監督三原脩氏は監督時代選手に一流でなくてもなにか自分にしかない特長を作れと言ったそうだ。それが超二流という考え方だった。

今では考えられないが、その方法で投手で首位打者である永淵洋三選手を生んだのだった。(私は知らなかったが)投手としては二流でも使えるところはあったのだ。漫画家の水島新司は彼をモデルに漫画「あぶさん」を描いていた。

三原氏は「野球は盗みのスポーツだ」ともいっていた。つまり相手のスキをつくスポーツでもあったのだ。セオリーはあっても、それに縛られず相手の裏を賭けるかどうかもポイントだった。

こんな考え方は日々の仕事でも活かせるのではないだろうか。たとえば、営業ではそこそこでも、数字には強いとか、芸術的なセンスがあるなどは、どこかで相乗効果が生まれそうな気もするが。

また最近では野村元監督も「野球は頭でするものだ」とも語っていた。野村データ野球では相手をよく観察することが基本だったのだろう。そこから相手のクセを見破って結果を出そうというのだ。


学生中心の「アクティブ・ラーニング」・・・

2012年07月09日 | Weblog
「ハーバード白熱日本史教室」北川智子著より。

こんな言葉は今まで聞いたことがなかったので気になった次第。一般的な授業風景は、学生は座って教授の講義を聴いているだけだろう。

しかし、北川さんのあるクラスでは、学生が自分たちで実際に試しながら学ぶという体験型教授法を取り入れていたのだ。ハーバード大学ではこのようなアクティブ・ラーニングが取り入れられるようになったらしい。

マイケル・サンデル先生の授業では、ただレクチャーするだけでなく、学生と会話をしながら話を進めるようだ。質問したりしながら、その過程を大事にするようだ。

たとえば、地図をかく、グループでプレゼンをする、パソコンを使ってラジオのパーソナリティを経験させる、パソコンソフトによる映画づくり、さらには作った映画の中に学生自身も登場させるなど実に多彩だ。

学生には実にクリエイティブな能力を要求してるようだが、面白そうでもある。体を通じて日本の歴史に興味を持たせようという試みはすごい。そんな講義を考えること自体がクリエイティブに思える。


自分の趣味をティーチングに生かすように工夫すること。

2012年07月08日 | Weblog
自分の趣味をティーチングに生かすように工夫すること。

「ハーバード白熱日本史教室」北川智子著より。

まず、米国の一流大学で日本の歴史を教えるこの女性は、高校でも大学でも理系だったというのが意外だ。もうこれだけでもインパクトを感じさせる。しかも1980年生まれというからまだ若い。また学生による授業評価投票でも人気が高くその賞まで受賞していた。

多忙とも思われるが、趣味にかける時間も人一倍長いという。それを授業に取り入れることで、クラスに自分のオリジナリティをつけて、自身でも楽しんでいるのが人気の秘密だそうだ。

趣味は、ピアノ、絵画(本人はお絵描きというが)、スケートと多彩だ。学生の前でピアノを弾くのではなく、聴覚を積極的に使わせるということらしい。お絵描きは絵で表現することを学ばせるためにも役立つようだ。スケートは大学時代ホッケーをしていたことで、身体をつかうことを授業に取り入れていたのだ。

実に自分の趣味と教室での授業をうまく連動させていることがわかる。思う存分自分の能力を発揮しながら仕事をしてる様はすごいことだと思える。やはり楽しんでこそいい仕事ができるのだろう。

仕事のチャンスをもらうことに勝る報酬はない・・・

2012年07月07日 | Weblog
「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。

筆者は頑張ったから、一番好きなモノを、ごほうびにあげようと神様に言われたら、「お金、地位、名誉、休み」よりも「素晴らしい仕事」を望むという。常にこういう考え方ができる人もいるのだろうか。

頑張ったことに対する最大のごほうびは、次の素晴らしい仕事だとうが、それは作家などには特にいえるのだろう。あるいは役者や芸人などひとりで働く人や自営の人たちには言えそうだ。サラリーマンでもそう思う人がいるかもしれない。

仕事のチャンスをもらえることは本当にすばらしい。やりがいもあるだろう。とはいえ給料も当然度外視できないものだ。結局お金はその結果であって、そのためだけでは面白くもない。苦痛だけが伴うものは長続きしにくい。

「素晴らしい仕事」とはやりがいのある仕事であるだろう。仕事をして元気になれるなら最高だろうが。それそが面白い仕事とも言えそうだ。そして、それが繰り返されれば充実した日々を過ごせそうだ。(滅多にはないが・・・)


アイデアは財布に入れる。

2012年07月06日 | Weblog

「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。

これだけだと、まだ内容が不十分で、思いついたアイデアを書いたメモ(用紙)を財布に入れておけば忘れることが少ないという意味だった。

つまり、いつ何どき名案が浮かぶかわからないから、その場ですぐにメモすることが大事で、それを身近でわかりやすい場所にしまっておくことだった。

アイデアはいいかげんに扱うと忘れてしまうから、大事な財布と一緒のほうがいいだろうという意味合いもありそうだ。これが習慣になればしめたものだ。

私はしばしば、アイデアというよりその日を含めてやらねばならないことをポストイットに書いて、それを定期入れに貼っておいたりする。買い物は忘れにくくなったかも。


お客様の心理は、旅人と同じ・・・

2012年07月05日 | Weblog

「仕事を熱くする言葉」中谷彰宏著より。

お客様を旅人にたとえているところが意外に新鮮に思えた次第。一度来たお客さんが二度来てくれるかどうかは不確定なことだ。お客さんはいつも気まぐれなものだ。

もし、この程度のものか、と思われたらほかの店に行ってしまうことだろう。よほど立地条件、サービス、商品などが良くなければ、固定顧客を獲得するのは困難だ。

しかし、そこで何かうれしいことがあれば、また来ようという気にもなる。価格以上に付加価値が大事だとも言える。旅で出会うさまざまな感動こそが、また行こうという気にさせる。

結局普通の、当たり前の、どこでもやっているようなサービスでは、不十分だと考えねばならない。どうがどう違うか、ということが分かって初めてお客様はその店の常顧客となるのではないかな。


「必死」のなかには、体だけでなく「頭やさまざまなものを使う」という要素が含まれている。

2012年07月04日 | Weblog

「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。

これは、”「自分のハートを燃やす」魔法のひと言、”という部分にあったフレーズだった。星野仙一は「一生懸命じゃダメだ、必死にやれ」という。

その必死とは、明治大学野球部時代に島岡監督から学んだことだったようだ。猛練習についていこうとしたら、体が頑丈なヤツにはかなわない。しかし監督に認められるためにはやはり、それ以外の部分でも一生懸命さをアピールせねばならなかった。

それはコーチからの進言も必要だと感じ、「星野は人のいないところでもグラウンドの草むしりをしている」ということを見せていたようだ。それは島岡監督がそういうことを評価する人だと観察していたのだ。

星野は今でも、頑張るのは当たり前で、一生懸命やるだけではまだアマチュアで、プロなら死ぬ気でやれという考え方だった。いかにも熱血漢らしい。いくら自分では一生懸命だと思っても、人から見れば必死には見えないことも多いのだろうな。


アウトプットの目的を持ってインプットすることで知識は知恵に変わる。

2012年07月03日 | Weblog
アウトプットの目的を持ってインプットすることで知識は知恵に変わる。
「人を動かす言葉の戦略」プレジデント編集部編より。

知識はそれだけでは何の役にも立たない。つまりビジネスでは何のために勉強するのかをはっきりさせておくことが大事だったのだ。たとえ英語やパソコンの知識があってもそれを有益に使えなければ意味がないということだろう。

英語の資格を持っているからといって、外国人相手にしっかりと交渉できるかどうかはまた別問題でもあった。知識がすぐに仕事に役立つわけでもない。

日清食品創業者の安藤百福さんは次のような言葉を残していた。「知識も大切だが、もっと知恵をだせ。知識は比較的簡単に手に入るが、知恵は大きな努力と体験がなくてはなかなか手に入らない」。さすが世界に通じる即席ラーメンという発明をした人の言葉だと思える。

また、いくら学歴があるからといって、社会での対応能力がなければ、まともな人生を歩むのは難しい。処世術を身につけるためにはやはり理論より、体験を通した知恵こそがものをいうのだろう。