ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

怒りや不満のエネルギーが、爆発的な力を生む。

2012年07月30日 | Weblog

「凡人の逆襲」神田昌典・平秀信著より。

これはなんとなくわかることだ。人に使われて仕事をしていれば誰にでも不満はあるだろうが、これを無理に抑え込む必要はないようだ。怒りを封印することにエネルギーを使うよりむしろ、そのエネルギーをどこに向けるかにエネルギーを使ったほうが賢かった。

たとえまじめに仕事をしていても、理不尽なことで怒りを感じることもあるものだ。実際、筆者が独立起業を果たしている人十数人に話を聞いてみると、「当時働いていた会社への不満、自分自身への怒りが独立へのエネルギーになった」と語ったそうだ。

せっかくエネルギーがわいたなら、いい方向に使うべきだろう。そのことで、ある意味充実した時間を過ごせるとも言えそうだ。しかし、ここで筆者は、怒りのエネルギーはいつまでも利用してはならないともアドバイスする。

作家の森村誠一氏も怨念のエネルギーを作家としての成功にうまく利用した人のように思える。森村氏自身もいろいろなエッセイなどで、サラリーマン時代に自分らしい仕事ができなかった思いから、その怒りのエネルギーを書くことにぶつけたと語っていたのを思いだす。