ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

コミュニケーションとは情報の受信者が主人公・・・

2011年03月09日 | Weblog

「図解で身につく!ドラッカー理論」久恒啓一著より。

つい勘違いしやすいのは、コミュニケーションの主役が発信者であると思ってしまうことだった。もし円滑なコミュニケーションということを考えるなら、受け手の関心を考えねばならなかったのだ。

「伝達」という言葉について、久恒さんは「伝える」ことに熱心であるよりもむしろ「達する」ことに関心を払うべきだと指摘している。今まで「伝」と「達」を分けてみることはなかった。

ドラッカーは、情報を伝えるには送り手と受け手の感情的なつながりが必要で、それがコミュニケーションの本質だという。すぐれたコミュニケーションに必要なのは、情報の交換よりむしろ知覚(感情)の共有だったのだ。

久恒さんは、次のようにも解釈できるという。情報は車で、感情的なつながり(=コミュニケーション)が道路に相当する、と。車に荷物をたくさん積んでも、道路が敷かれてなければ何も運べないという。これは面白いたとえに思えた次第。