「デザイン馬鹿」ヒラヤマユウジ著より。
いきなり次のような面白い表現を使っている。「優秀なデザイン馬鹿になるためには、短時間でおもしろいアイデアを生み出せる力が欲しい」と。
つまり、才能がある人(クリエイター)なら、ある一定時間内に人を惹きつけられるようなアイデアを生み出せるはずという意味だろう。
しかも、まぐれではなく、ある程度コンスタントにそれができることが必要なのだ。野球なら、たまにまぐれのホームランを打つより、常に3割打者であり続けるということだろう。
それを目指すには、氏は創作の環境や生活スタイルまで自分独自のものであるべきだと考えている。とはいっても、ムリしていては続かない。何ごとも自分に合ったラクな状態であるからこそ、継続できるものだ。