ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「いろんな種類の列車が基地で“休憩”している・・・」

2009年03月22日 | Weblog
「産経新聞」2009.3.16付けより。

テクノスケープといってもほとんどなじみのない言葉だろう。これは技術と景観を合成したことばだった。要するに工業地帯やダム、鉄塔のような人工建造物のおりなすアートを楽しむことだった。

そのテクノスケープ系として「車両基地」をテーマにしたを写真集を出版したという萩原雅紀さん(34)の記事があった。それまではダムの写真集を2冊出していたがこの新ジャンルを登場させていた。

この写真集のサブタイトルには「整備された列車が出発し、役目を終えてまた帰ってくる場所」とあった。タイトルにあげたように、列車が基地で休憩しているというふうにまるで人間のように表現しているところが面白い。それを見るとアートの心がある人にはワクワク感が湧いてくるのだろう。

基地に明かりがともるころ、夜の闇の中に浮かぶ列車群を小高い丘の上から撮影した写真が掲載されていたが、そこには昼間には見られない列車や風景が映っていた。色と光と奥行きのある構図のハーモニーが素晴らしい。

昼間は電車基地もかなりがらんとしてるが、鳥が羽を休めるように深夜には多くの車両が基地に戻ってきて眠っているようにも思える。私の住む地元にもか沿線ではかなり大きな電車基地があるが、もう一度アートを意識しながら眺めてみるかな。

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