ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

知の世界への挑戦に年齢は関係ない。

2008年01月08日 | Weblog
「朝日新聞」2008.1.3付けより。

この言葉は「声」という読者の投書欄にあったもの。この日のテーマは“出会い”だった。これは77歳の無職の男性からの投書の中にあったものだった。読書が好きらしいこの人は書店で『岩波数学入門辞典』を注文したのだ。

その際「今さらこんな本を頼んで変でしょう」と書店主にいうと「もうお一方おいでですよ」と答えている。なんとその人は卒寿を過ぎた男性だったようだ。しかもそんな話をしているうちにその孫が「おじいさんの本、入ってますか」と言いながら店内に入ってきたという。

そして、この77歳の男性が見ていると『プラトン全集』だったのだ。そして、へえーと感心してしまった、と述べている。そして、それに刺激されて『哲学の歴史』(中央公論新社)を買って今読み続けているという。

実際にその方に会ったわけでもなのに90歳を超える見知らぬ男性に「私も負けずに読書を続けます」と心のなかで話しかけているようだ。77歳の男性は昔大学で数学を教え、また90過ぎの男性も元教職についていたという。

そんなところも学ぶことに何の抵抗もなかったのかもしれない。この投書を読んだときには学ぶことに遅過ぎることはない、と教えられているような気にもなった・・・な。前向きに読書する気持ちを持てるだけでもすごいこと。


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