ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

冒険は青年や壮年のものではなく、老年の特権・・・

2013年05月20日 | Weblog
「老いの才覚」曽野綾子著より。

このフレーズを目にしたとき、多くの人はプロスキーヤーの三浦雄一郎さんを思い出すのではないだろうか。80歳にして、エベレスト登頂に挑戦するのは本当に驚いてしまう。

当然ながら、長い日々を費やしてハードなトレーニングを積重ねたからこそできる挑戦でもある。並みの人ならとてもそこまでの体力も精神力も持てるはずはない。

80歳を超えてからいきなりハードな挑戦をするのは、実に危険なことだとも思える。しかし、それまでの長年の経験とノウハウを活かせるという自信があれば、それも可能なのだろう。

また、何でも安全第一と考えて、ちょっとでも怖いことや危険に全く近づかないという用心深い人は、同時に面白い体験もできないとも言える。危険を考えたら、家から出れないことにもなりそうだ。

いろいろな責任から解放された老年には、冒険もまた特権であると、筆者は自分の体験からも語っている。若い現役の頃と違っていろいろな責任から解放された後には、年寄りの冷や水もいいのかもしれない・・・な。


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