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みんなが賛成することはやらない。

2013年04月02日 | Weblog
みんなが賛成することはやらない。

「プレジデント」2012.9.17号より。

鈴木敏文氏は、何か新しいことを始めようとすると、多くの場合、まわりから反対にあうという。そもそも、セブンイレブンの創業でも、各地にスーパーが進出して、商店街も衰退いているから小売業が成り立つわけはないと反対されたと振り返る。

しかし、時代が進むにつれた、コンビニはどんどんと増えて、近所になければ不便を感じるまでになってしまった。たとえ反対にあっても、信念を貫いた結果でもあった。

またセブン銀行の創業時も、ATMの利用手数料を収入源にする銀行など成り立つはずがない、と反対されたそうだ。しかし、サービス面でも是非必要だと考えていたのだ。

鈴木氏は、人が思いつかないことには、それだけ価値があると考え実行してしてきた。それによって差別化ができ、結果として成功していた。

ボウリングがブームになった時、流通業からもどんどん進出していった。みんながブームに乗ることに賛成だったのだ。しかし、鈴木氏は社内でひとり反対したという。誰もがやりたいと思うのは参入しやすいからだった。みんながやり差別化できずにすぐにブームは去ってしまった。

鈴木氏は次のような面白いことを言っている。「みんなが賛成することはたいてい失敗し、みんなから反対されることは、なぜか成功している」と。

あまり過去の固定観念にとらわれると、失敗の可能性も高いようだ。本当に挑戦する価値があるかどうかをまず、見極めることが大事だということだろう。