ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「真摯さ」を追求するなら、上司の命令に背いてでも、自らの責任で最善策を導き出す必要がある。

2012年12月23日 | Weblog
『使える!「孫子の兵法」』齋藤孝著より。

真摯さという言葉は、ドラッカーの書物にも出てきた。齋藤氏は、これは単に「誠実さ」「まじめさ」とはニュアンスが異なるという。そこには仕事や組織に対する倫理観やひたむきな態度が含まれると考えていた。

孫子の兵法の中では、戦闘の道理として絶対の勝算があるときは、たとえ主君が戦闘するなといっても、戦闘してもいいという。また逆に勝算がなければ、たとえ命令であっても戦うべきではないと論じていたのだ。

職場での命令も同様らしい。組織の利益をまず優先して考えるべきでもあった。上司の命令だからといって、自分で考えることなしに従うのは問題だということなのだろう。

何も考えなくても、命令に従ってさえいれば、そこそこ仕事をやったことにはなるが、必ずしも上司の考えが最善だとは限らないものだ。やはり現場の状況を共有していることが大事のだろうな。