ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ライバルは自分を高めるためのツールと思え。

2010年01月26日 | Weblog
「プレジデント」2010.2.1号より。

(前日のつづき)
林成之教授によれば、北京五輪での北島選手へのアドバイスで難しかったのは、最大のライバル、ハンセン選手(当時100メートル平泳ぎの記録保持者)の存在だった。

人間は結果を求めると、持てる能力を十分に発揮できなくなるらしい。だから、スポーツでいえば「敵に勝とう」と思った瞬間に、能力にブレーキがかかってしまうという

脳には3つの根源的な本能があるようだ。それらは「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」というものだった。そこで、それらに逆らうことをやると脳のパフォーマンスは急激に落ちてします。つまり「敵に勝つ」は「仲間になりたい」という本能とは真っ向から逆らう考えだったのだ。

林氏は北島選手に「ハンセンをライバルだと思っちゃいけない。自分を高めるツールだと思いなさい。・・・・水と仲間となり、ぶっちぎりの、感動的な泳ぎを見せる舞台と思いなさい」とアドバイスしたという。

先に結果を求めるよりも、むしろ損得抜きの(自分の確立されたスタイルでの)全力投球こそが、最高の結果を生むということを教えてくれたのだろうな。(よし、これで明日からも頑張ろう!)