ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分ですいた紙で1万通以上の投書をくださっている。

2010年01月04日 | Weblog
「朝日新聞」(別刷り)2010.1.1より。

元旦の別刷り版には、ラジオ特捜隊として“長寿番組のヒケツと魅力”というタイトルで特集記事があった。インタビューされているのは、小沢昭一(80)さんと永六輔(76)さんだった。

ともにお化け長寿番組のパーソナリティーで、TBS系で「小沢昭一の小沢昭一的こころ」(37年間)と「永六輔の誰かとどこかで」(43年間)だった。

とちらも、何度か聞いたことはある。インタビューでは「長寿の要因は?」と訊いている。そのなかで、永さんは、「遠藤さん(番組での相手)、手紙、スポンサー」の3つのおかげだと答えている。

そこで驚いたのは、山梨に住むある紙すきの職人さんは、自分ですいた紙で1万通以上もの投書をくださっているそうだ。もし、はがきなら50万円分、手紙なら80万円にものぼる額になる。

すごいファンがいるものだ。このような熱狂的とも思えるファンがいるのは強い。やはり永さんの魅力があるからなのだろう。

また、小沢さんは番組に関わっているプロデューサーが初めからずっと同じで、会社を定年退職してもまだ関連会社で担当しているからだという。気心が知れているからやりやすいようだ。

こう訊くとこれはという絶対的な強い味方がいることが長寿番組の要因であることがわかる。何事も継続するには、一人の力だけではなく、それを支える人がいるものだと気づかされる。