ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分の子供のように育てていくことでキャラクターは成長する。

2009年08月25日 | Weblog
「メトロミニッツ」2009.9月号より。

ここでは“プロダクトストーリー開発者の声”と題して電子マネーのnanaco(ナナコ)について書かれていた。その中でのタイトルが上記フレーズだった。ナナコのキャラクターはキリンだった。

そもそもナナコというネーミングはどこからどう出来上って来たのかさえ知らなかった。ナナは「セブン&アイ・ホールディングス」の7をイメージしていたのだ。コはコインをイメージさせたかったからという。

こうして出来上がったものを見てしまえが、「な~んだ」というものでも、そこに至るまではかなりの苦労が伴ったようだ。結果だけをみれば、コロンブスの卵的な発想はかなり多そうだ。

またそのキャラクターとしては、キリンが左を向いた姿勢から考えたようだ。やはりキャラクターが定着するまでにには、子供を育てるのと同じような感覚らしい。単に可愛い、面白いだけでも短期の人気で終わってしまうからだ。

現在、ナナコはサービス開始2年間で(2009年7月現在)850万枚を突破しているという。電子マネー取扱い額の実に4割強のシュアを誇っている。ところで、電子マネーという言葉を5年前に聞いた時には、まだまだ身近には感じられなかった。

ところが、数年前にパスモに切り替えてから実にその便利さに自然と慣れてしまった。特に電車やバスに乗る際には財布の中の小銭を探さなくても済み、改札時の時間の節約にもなっている。また小銭を出すのが面倒なちょっとした買い物でも使ってはいる。

電子マネーといえば、エディ、ナナコ、ワオン、パスモ、スイカ、イコカなどを思いつくが、どれも略語3文字だというのは、やはり語感、親しみやすさ、覚えやすさなどからネーミングされたのだろうな。でもその3文字に凝縮するまでにはどれほどの時間と人たちがかかわっていることだろうか・・・。

ナナコの場合開発時には、ネーミングの数だけキャラクターが存在したというから驚きだ。私はまだナナコは持っていないが、当分の間はパスモだけでいいかなぁ・・・。