ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

習得の遅いものが武器になる。

2008年11月18日 | Weblog
「君を、つらぬこう。」中谷彰宏著より。

これも実に深いフレーズに思えた次第。逆から考えるとわかりやすい。つまり、誰もが短時間で習得できるようなものなら価値がない、ということになる。だから長い年月をかけて習得したものほど、ほかの人には追いつけないことになりそうだ。独自に身につけた技術であるほど、武器になる確率は高いだろう。

だから、何ごともスピーディーに身につけばいいということではなさそうだ。一週間だけ勉強して取れるような資格ならそれほど価値もないだろう。またその資格でお金儲けは無理に違いない。

習得に時間がかかっても好きでやっていることが大事なようだ。例えば、英語が好きで長年それに時間を費やした人はそれなりに武器になっているはず。途中で中断してあきらめた人は大した武器にはならないだろう。(私がそうだから)

かけた時間があとでパワーとなっていく。つまりそれが自分の強みともなる。ある程度のところで妥協しているうちは武器にはならない。何ごともちょっとかじっただけで知ったかぶりをする自分を反省しなければ。

やや話はそれるが、いろいろなものでプロ級とかプロレベルという人はかなりいるだろうが、本物のプロとして長年やっていくのはごく一部の人たちだ。野球でいえば、入団してから引退するまで一軍でレギュラーであり続ける選手はそうそう多くはないだろう・・・な。