ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人間には問題を出されると、つい答えてしまうという習性がある。

2008年11月11日 | Weblog

「人を10分ひきつける話す力」齋藤孝著より。

この齋藤先生の授業のイメージでは長々と説明するのではなく、バンバン質問を出していくというものだった。とは言っても実際に解答してもらって正解かどうかというものではなく、ほんの数秒間だけ間をとって考えてもらうというものだという。

そして、次の話に進んでいくようだ。ネタを問題形式にして、テンポを作っていたのだった。そうして、問題を次々に出すことで聞き手の注意をひき続けられる。この方式はテレビ番組の多くがクイズ形式になっていることからもわかる。

最近雑学系などのクイズ番組が花盛りだ。私は面倒だからほとんど見ることはないが。しかし、健康系やお笑い系のバラエティ番組の中でもクイズ形式で話題を進めていくものが多い。

そして、問題を提示して、さて答えが・・・というとたいていそこでCMが入る。これはテレビのチャンネルを変えられないための方法だろう。しょうがないが、答えを知りたければその後も番組を見ることになる。

また、クイズ形式でなくても、ちょっとしたもののコツやノウハウやアドバイスなどの“おトク情報”も、しばしばCMをはさんで続けられる。誰でもいい話は一応は聞いておきたいものだから、これもしょうがない・・・・かも。

ということから、ある程度意味のある内容なら、こんな質問形式で話を進めるというのもよさそうだな。しかし、期待は持たせても、それなりの濃い内容でなければ逆に信頼を失うだろうが。