ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「貫きたかったのに、妥協した」という人の方が多い・・・

2008年11月15日 | Weblog
「君を、つらぬこう。」中谷彰宏著より。

このちょっと変わった本のタイトルが目に入ったので気になった。ここでの「自分を貫く」とは、くじけないという意味だった。中谷氏は、ほとんどの人はプッシュ(押すこと)はしても、貫くまではしていないという。

そこで、氏自身がやっていた空手を引き合いに出していた。氏が習ったのは、相手を打つのではなく貫けということだったようだ。相手の顔面を狙う時は、後頭部から腕が突き出るように貫けという意味だった。たんに表面に当たっているだけでは十分ではなかった。相手に触れただけでは、空手の「一本」にはならなかったという。

貫くことを、英語ではペネトレイト(penetrate)というようだが、あまりなじみはない。そこには「浸透させる、貫通する、見通す、深く感銘させる」などの意味があった。

本当にやりたいことがあるなら、突き抜けるほどやり遂げないといけないということになる。ちょっとだけものごとをかじっただけでやった気になってはいけないのだ。仕事や人間関係も同じようなもの。仕事も徹底的にやらないで結構妥協してしまっていることが多そうだ。

仕事を通じて多くの人と会って名刺交換すると人脈が増えたような錯覚を起こしやすい。しかし、実際はほとんど以前と変わりはないもの。人間関係はそんなに簡単には築くことはできないだろう。やはり壁を貫いて突き抜けようとするにはそれなりの苦労も伴うのだろう・・・な。(ほとんど適当に妥協ばかりで過ごしてきた自分を反省するばかり・・・)