ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

努力のないところにスランプは訪れない。

2007年08月28日 | Weblog
「復活して成功する57の方法」中谷彰宏著より。

このフレーズより先に目に入ったのは、この本のタイトルの英訳だった。表紙には“57 Ways to Get Back into the Spotlight."となっていた。この後半の“into the Spotlight.”という部分は日本語にはないがちょっと素敵で気に入った。

さて、この部分のワンセンテンスを抜き出してみよう。「調子が悪いことでダメになっていく人は、成績・スコア・数字・売上げなどという“事実”を重んじています。」とあった。

この“重んじている”という部分は「こだわっている」や「気にしている」に置き換えると分かりやすい。つまり結果ばかりに先に目がいっていると勘違いや間違いの元になりやすいということだろう。

しばしば「結果オーライ」という言葉を耳にする。たとえば、スポーツなら勝ったんだからいいじゃないか、とそれで済ませてしまう場合だ。でも、結局はどういう勝ち方をしたのかという中身のほうが大事なことも多い。

野球ではヒット一本にしても、打ちそこないでも運よく守備の不味さでヒットになることもある。また逆にボールを芯でとらえ、手ごたえを感じた場合でも相手の好守備に阻まれることもある。

また営業職なら売上げ実績が問われるが、それも単に予算さえクリアーできれば十分だともいえない。たまたまラッキーが重なった場合もある。それが実力と勘違いしたら大変なことにもなろう。

むしろ大事なのは手ごたえやいい感じがつかめたかどうかのほうなのだ。結局努力していないうちは、スランプだなんて言う資格もないのかもしれない・・・な。


自分の体力、肉体の限界を感じてやめられる選手はごくわずかである。

2007年08月28日 | Weblog
「プロ野球歳時記」永谷脩著より。
この後には「多くの選手は他人からの幕引きにより、野球人生に別れを告げていく」とあった。結局は、自分ではまだまだ現役で活躍できるという自信があっても周囲がそれを認めてくれないのだ。

実に厳しい世界でもあるが、サラリーマンもお役人も同様に定年になれば卒業せざるを得ない。それでも、年齢を考えれば、野球選手としての現役引退は30代が一番多いだろう。その後の人生の方がよほど長い。

野球では上司といわれる監督の意向に沿わなくなれば、戦力外となってしまう。またソリが合わないという場合もある。選手自身が監督の選手起用法に疑問を持つ事もありえる。チームの若返り、FAで獲得した選手の起用、即戦力の新人入団などいろいろなことが絡んでくうる。

それで、他球団からの要望がなければ現役続行に終止符が打たれてしまう。結局、その選手の持ち味を買ってくれる監督や首脳陣がいるかどうかが、選手寿命を左右することになるのだろう。

好きなプロ野球の世界に身を置くことができても、常に結果が問われる厳しい仕事でもある。同じプロでも相撲の世界は引退も早い。その時は体力の限界を理由に自分で判断することが多そうだ。しかし、横綱朝青龍の場合は今後いったいどういう展開になるのだろう・・・