我が家では3ヶ所にピラカンサの木がある。成長が早く徒長枝もよく伸び「暴れ枝」と言っている人もいる。丈夫な木なので管理には気を使わないが見栄えよくするにはこまめな剪定が必要である。トゲがあるので注意を要する。最初の頃はあまり好きではなかったが、剪定を長くしていると愛着も出て来る。秋から冬にかけての赤い実が主役だと思うが、この時期の花も存在感があり楽しめる。小さな五弁の白い花が密集しているので遠目には綿帽子のように見える。
朝早くから小さな虫たちが飛び交い蜜を吸っている。どこにいたのだろうと不思議に思ってしまうぐらいの数である。自然の営みはダイナミックだと感じる。虫たちのおかげで受粉し、秋以後に赤い実を楽しませてくれるのである。その実を食べた鳥の糞で種が落ち、新たな苗木が生まれるという循環モデルを見る思いだ。我が家の3本のピラカンサはすべてそのようにして生え育ったものである。
朝早くから小さな虫たちが飛び交い蜜を吸っている。どこにいたのだろうと不思議に思ってしまうぐらいの数である。自然の営みはダイナミックだと感じる。虫たちのおかげで受粉し、秋以後に赤い実を楽しませてくれるのである。その実を食べた鳥の糞で種が落ち、新たな苗木が生まれるという循環モデルを見る思いだ。我が家の3本のピラカンサはすべてそのようにして生え育ったものである。