素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ピラカンサが花盛り

2024年05月10日 | 日記
 我が家では3ヶ所にピラカンサの木がある。成長が早く徒長枝もよく伸び「暴れ枝」と言っている人もいる。丈夫な木なので管理には気を使わないが見栄えよくするにはこまめな剪定が必要である。トゲがあるので注意を要する。最初の頃はあまり好きではなかったが、剪定を長くしていると愛着も出て来る。秋から冬にかけての赤い実が主役だと思うが、この時期の花も存在感があり楽しめる。小さな五弁の白い花が密集しているので遠目には綿帽子のように見える。
    朝早くから小さな虫たちが飛び交い蜜を吸っている。どこにいたのだろうと不思議に思ってしまうぐらいの数である。自然の営みはダイナミックだと感じる。虫たちのおかげで受粉し、秋以後に赤い実を楽しませてくれるのである。その実を食べた鳥の糞で種が落ち、新たな苗木が生まれるという循環モデルを見る思いだ。我が家の3本のピラカンサはすべてそのようにして生え育ったものである。

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