素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

出会いと別れ

2024年08月26日 | 日記
 明治17年生まれの山本五十六、東条英機、石橋湛山のような大物ではないが、ジムにも昭和26年生まれ三人衆がいた。ジムではどんな仕事をしてきてどういう暮らしをしているかということは本人が言い出さない限り話題にしないという不文律がある。

 たまたま同じ曜日の同じ時間帯にトレーニングをしているとしだいに顔なじみになってくる。たまたま東京オリンピックの話題になった時に前回1964年の東京オリンピックの思い出話になった。その時に、私を含めて中学生だったのが3人。生年を確かめると3人とも昭和26年生まれとわかる。以来26年3人衆として親しく話をするようになった。

 畑や花づくりに勤しんでいた方が1年前に腰痛の悪化でジムを退所した。時々、犬の散歩をしている姿を見かけるが、ジムに復帰するまでは回復していないみたいだ。

 そして、今日、もう一人の方が「8月で、ジムを退所するわ」とトレーニングルームに入った私を見てすぐに話しかけて来た。大阪市内から星田に移り住んだ方で、前々から終の棲家を今探していると話していたので「見つかったんか?」と尋ねると西宮北口に気に入った物件があったとのこと。

 阪神、JR,、阪急と交通の便が良くて、海も近いということで以前から最後はここで暮らしたいと思っていたと満足気に話していた。引っ越しは9月中旬だそうだ。

 出会いと別れを繰り返すのが人生である。新天地で充実した生活を送ることを祈り別れを告げた。
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