素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

書を捨てよ町へ出よう

2023年03月16日 | 日記
 「本日は、お日柄もよく」(原田マハ・徳間文庫)にハマり、「余録」の書き写しや録画したドラマを見る時間が読書の時間となった。今日は、ジムが休館日だったので午前中、家の用事を済ませた後、一気に読み終えた。感想は余韻が収まってゆっくりと。

 同時に、頭の中に寺山修司の言葉「書捨てよ町へ出よう」が浮かんできた。何事もバランス良くを心がけて生活してきたが、ここ5日間は読書に片寄ってしまった。寺山修司の言わんとするところとは少しズレるが心身のバランスを取るためにも春を感じるためにウォーク&ジョグで打上治水公園まで行くことにした。このコース13km余りあるので1年以上ご無沙汰していたが、今日は体が要求してきた。

 最近は桜の先駆けの座を河津桜に明け渡した感のある寒緋桜もしっかり咲いていた。
 

 上にばかり気を取られていたら、甘い香りが鼻をくすぐった。ジンチョウゲである。香りが高級なお線香などの香りとして名高い植物「沈香(じんこう)」に似ていることと、花の形が香辛料として有名な植物である「丁字(ちょうじ)」に似ていることからそれぞれの植物から、「沈」と「丁」をもらい、漢字では「沈丁花」と書く。


 2時間半余りかかり帰宅したが、しっかり汗をかきスカッとした。
コメント
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