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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

臘梅(蠟梅)が見頃

2022年01月18日 | 日記
 蠟梅のつばらかに空凍てにけり (石原舟月)
 志摩市の実家に行っていた2日間はラッキーだったと今日の天気を見てあらためて思った。時折小雪、みぞれの降る典型的な冬型となった。こういう感じの時臘梅は存在感を増す。

 ウメ、サザンカ、スイセンとともに、雪の中でも花を咲かせる「雪中の四友」と呼ばれている。名前に「梅」という字が使われているが、これには少なくても3つの説がある。「ウメに似た花をさかせるから」「枝ぶりがウメの木に似ているから」「花の香りがウメの花の香りに似ているから」など、どれが正しいとしても、ウメとの間には、植物学的な類縁関係はない。

 臘梅の咲く時期が陰暦では十二月。「師走」という呼び方が一般的だが、ほかに「極月(ごくげつ)」「臘月(ろうげつ)」という別称もある。それが花の名の由来という説や冬の寒い最中、葉が出ていない枝に、透き通るような黄色い花が咲き、その花が蝋細工のような光沢をもつことから「蠟梅」といわれる説もある。いずれも説得力がある。
 

 花言葉は「先導」「先見」「慈愛」。「春はもうすぐ来ますよ」と告げているようである。

 蠟梅の 慈愛に満ちた 花を見て 感染急拡大に 狼狽するなかれ (お粗末)
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