NHK大阪ホールの♪バート・バカラックコンサート2014♪に

　バート・バカラック→ディオンヌ・ワーウィック→私の青春という感じで、大学時代よくレコードを聴いていた。1980年代に入ってからはかつてのように名前をきかなくなった。自然と過去の人となり♪雨の日に聴きたいバート・バカラックの名曲を1ダース♪というサイトは楽しめる。まさか現役でやっているとは思っていなかったので大阪公演のチラシを見つけた時はビックリ。85歳と知り、またビックリ。この機会を逃したら二度と生でバカラック・サウンドを聴くことはできないだろうと思った。京都はオーケストラステージだが大阪はバンドステージ、何となくバンドがいいと思った。
　映画「バックコーラスの歌姫（ディーバ）たち」の世界を楽しめた。19時から1時間45分休憩なしで洗練されたサウンドが繰り出され温泉につかっている気分で心地良かった。

　ちょっとくやしかったのはバカラック氏のトーク、当然英語、90％以上100％未満聞き取れなかったこと。この気分大学2年の時に行ったフォセ・フェリシアーノの公演以来である。あの時は帰り道で英語の学習教材のキャッチセールにつかまり、そのくやしさも手伝い高い買い物をした。ということも懐かしく思い出しながらしばし40数年前にタイムスリップ。

　NHKホールの帰りは長いエスカレーターに乗らないといけない。下る時に大阪城などの外の景色とガラスに映るエスカレータとの重なった光景に目が奪われる。
　学研都市線の大阪城北詰まで歩くのだが、夜の大阪城の感じが好きである。特に今日は満月に近い月が加わりさらにいい感じとなった。
　　至福の夜であった。