素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

日本代表はほんまに強くなった~W杯アジア予選対オマーン戦~

2012年11月14日 | 日記
 悪条件の重なる中かっこいい戦い方ではなかったが、最終的に勝利をもぎとるあたりしたたかな強さを感じた。ザックJになってから“強いチーム”というより“負けないチーム”になってきた。従来多かった特定の個人の選手を柱にしたチームづくりではなく。日本代表の戦術を柱にさまざまなタイプの選手が数多く招請されてのチームづくりになっているように思う。したがって、ケガ、チーム事情、警告の累積による出場停止などがあっても補うことができる選手が存在する。本当の意味での層の厚さがでてきた。

 まだ、局面での1対1では弱さもあるが、海外、国内リーグの中でもまれながら改善していくと思う。オマーン戦では長友、清武の動きが際立っていた。

 監督の采配も「オッ!」と思わせてくれて面白かった。同じポジション間の交代ではなく、FW前田とDF酒井(高)などは布石を連想させるものがあり興味深かった。最後の最後にそれらが生きて働いたので監督冥利に尽きただろう。不思議とサッカーは残り10分にドラマが多い。今回もそうであった。あの時間帯に追いつかれたにもかかわらず突き放すことができたことは大きい。

 今の日本代表のような個と集団の関係は好きだ。

 勝負ということでは国会も面白くなってきた。衆議院解散の一手としてはビシッときまった感じだ。いまだかつてないダイナミックな動きが起こるであろう。しっかりと見て行きたいと思う。
コメント
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