素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

志摩へ

2012年10月09日 | 日記
父親が審査員奨励賞をもらったことで意欲的になり、手術を視野に入れ始めたので明日もう一度病院へ行くことになった。そのために実家に帰ることにした。安全運転で最速どれぐらいで行けるか?を考えて走る。2時間30分であった。ノンストップでも楽に行けた。考えてみれば20kmのランニングと変わらない時間である。ランニングに比べればアクセルを踏むだけで進めるなんて夢のようなものである。
走りながら山中教授のノーベル賞受賞について考えた。おめでたいことには違いないが手放しで喜びべない部分があるのは確かである。
人類の画期的な発見には光と陰があるのである。ノーベルのダイナマイト、原子力、最近ではIT機器の進歩などが頭をかすめる。ips細胞も決して後戻りできない生命の原則を覆すものである。それによって難病治療に光明が射したことは喜ばしいが、予期せぬ悪意のためとんでもないことが起こるのではという不安がある。杞憂に終わればいいのだが。
コメント
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