手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

下見板張りは、どんな風景だったか? 昔を懐かしんで・・・

2017-08-26 | 建材
ミッドセンチュリー・・・
20世紀の中頃・・第二次世界大戦が終わって、
日本が、これからどのようになっていくか?

不安と・・戦後の開放感。

ふっと息が抜けて、
明日からの生活を始める住処を作り始めた。

こんな時に、
敗戦後の焼け野原にあった残材と、
山から切り出された杉板たで作られたのが、
木造下見板張りの住宅。


今では、ほとんど見られなくなった、
時代を感じさせる外観。
時代劇に、出てきそうだ!

外壁の断面を図面で表すと、

このようになる。
防火性能も遮音も全く期待できない住処。
まさに・・・雨露をしのぐ侘び住まいだった。