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難燃処理木材を、外壁に使う場合の注意点。

2017-08-27 | 建材
外壁に木材を使う時には地域の制約で、
難燃材等を使用しなければならないことがある。

木材はもともと耐候性に劣るものだが、
化学処理によって、
さらなる不都合が起きることもある。

木材の難燃処理は水溶性の薬剤注入が基本であるため、
屋外で難燃処理木材を用いた場合には、
雨水の影響や木材の吸放湿の過程で、
薬剤が内部から移動し、材面に白い粉状に吹き出す
(白華)ことがある。
この現象は塗装によりある程度まで抑制することができる。

2014 年、日本住宅・木材技術センターの優良木質建材認証(AQ)において、
塗装処理により薬剤の溶出を抑え白華を抑制した難燃処理木質建材が、
「白華抑制塗装木質建材」として新たに規定されたところである。
すでに同認証を得た製品が市販されている。


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