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住宅のフレーム(構造)考える

2010-10-23 | 家造り
木造住宅を計画する場合、

工法を同時に把握しておく必要がある。


木造には、よく耳にする工法として

・軸組み工法

・ツーバイフォー 2×4工法

がある。


軸組み工法は従来からの工法で、土台・柱・梁をホゾ・金物等で結合するフレーム構成である。

2×4工法は、床パネル・壁パネルを帯金物・釘等で繋ぎ合わせる、パッケージスタイルである。


今回計画する住宅では、軸組み工法をアレンジしながら

独自の創意工夫をしてみたい。


                   


                   最小ハウス50

ここに、フレームのイメージを記した。


縦長な住宅のため、1.8mピッチで門型のフレームが9セット並ぶ。

左の絵を参照願いたい。

梁の掛かる方向を梁間方向、桁梁の掛かる方向を桁行き方向と呼ぶ。

梁間方向をプレハブ化し、9つのフレームを現場で繋ぎ合わせる。

この様な工法を工夫したい。

ただし・・・

このままでは接合部の剛性(接合した時の強度)に問題がある。

右下に描いたように、地震時横方向から力が加わると・・・

簡単に変形(崩れる)してしまう。

フレームが四辺形であるため、接点が90度の角度を維持することが、

非常に難しい。

それでは・・・それを解決するために


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