続いて、「商人問屋大双六」(安政5年・1858、歌川広重画、版元:藤
岡屋慶治郎)で、この中に63の業種問屋が描かれている。当時は同業
の問屋はそれぞれ株仲間を組織し、法令遵守や内部での自主規制を行
い、営業権を与えられていた。左下に“仲間寄合”の升があり、上がり
は“仲間参会”とあるので、同業者の仲間意識が強かった。
次は、「武芸出世双六」(弘化3~嘉永元年・1846~48頃、歌川芳虎
画、版元:和泉屋市兵衛)で、武士の立身出世が描かれている。弓、剣、
馬術、鉄砲等の他、謡曲や筆道、学問、躾作法などが出世の道だった。
そして、「於宿下り遊参双六」(嘉永2~5年・1849~52頃、歌川芳
綱画、版元:丸屋甚八)で、“宿下がり”とは武家法こうしている女性が、
休暇で親元などへ還ること。2~3年に1度あり、芝居見物や物見遊山
に出向いたと考えられる。
tabashio(墨田区横川1-16-3)
岡屋慶治郎)で、この中に63の業種問屋が描かれている。当時は同業
の問屋はそれぞれ株仲間を組織し、法令遵守や内部での自主規制を行
い、営業権を与えられていた。左下に“仲間寄合”の升があり、上がり
は“仲間参会”とあるので、同業者の仲間意識が強かった。
次は、「武芸出世双六」(弘化3~嘉永元年・1846~48頃、歌川芳虎
画、版元:和泉屋市兵衛)で、武士の立身出世が描かれている。弓、剣、
馬術、鉄砲等の他、謡曲や筆道、学問、躾作法などが出世の道だった。
そして、「於宿下り遊参双六」(嘉永2~5年・1849~52頃、歌川芳
綱画、版元:丸屋甚八)で、“宿下がり”とは武家法こうしている女性が、
休暇で親元などへ還ること。2~3年に1度あり、芝居見物や物見遊山
に出向いたと考えられる。
tabashio(墨田区横川1-16-3)