塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 鉄道開業150年 軌間の検討

2022-12-10 02:42:13 | ミュージアム巡り_2022
 次の書は、鉄道線路の輸送能力や乗り入れの可否に関わる鉄
道の重要な要素「軌間」について、調査・審議された資料。
 明治25年(1892)、諮問機関・鉄道会議の議員で陸軍軍陣の経
歴のある谷千城が、国内の幹線路線を1067mm(3フィート6
インチ)軌間を1435mm(4フィート8.5インチ)軌間にすべきと
提起され、調査、審議された。

 諸外国の鉄道との比較や既設の線路を1435mm軌間に改軌
する場合の費用算出などを行った結果、改軌でなく1067mm
軌間での複線化が現実的と締めくくっている。
NAJ(国立公文書館):千代田区北の丸公園3-2)

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