次は、次郎太郎直勝作の「阿弥陀鑢に亀甲繋文鐔」(19世紀作、
Tsuba with the motifs of Tortoise Shells on Amida file marks)。
この作品は、鐔の中心から放射状に刻まれた筋を阿弥陀如来の
光背になぞらえて阿弥陀鐔と呼ばれる。
作者は、刀工の・大慶直胤の養子で素材の鉄味を生かした鐔を
得意とした。幕末の王政復古の台頭から桃山時代の名工・信家の
写しが多くある。また、この鐔の耳に巡らされた亀甲繁紋も信家
を意識したようだ。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)
Tsuba with the motifs of Tortoise Shells on Amida file marks)。
この作品は、鐔の中心から放射状に刻まれた筋を阿弥陀如来の
光背になぞらえて阿弥陀鐔と呼ばれる。
作者は、刀工の・大慶直胤の養子で素材の鉄味を生かした鐔を
得意とした。幕末の王政復古の台頭から桃山時代の名工・信家の
写しが多くある。また、この鐔の耳に巡らされた亀甲繁紋も信家
を意識したようだ。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)