ヒトは、朝、眠りから目覚め、昼は活動し、夜になり再び眠りにつきます。活動する時も、眠りにつき夢の世界にいる時も、ヒトの身体は動き続けています。
ヒトが活動するためにはエネルギーが必要です。質量のない、目に見えないエネルギーです。これは身体の細胞一つ一つの中にあるミトコンドリアという発電所で作られます。この発電所が機能的に働き、活発であるとヒトはエネルギーに満ち溢れ、健康な状態が保たれ、活発に活動できるわけです。そして、夜、寝ている時は新陳代謝を行うため、さらに活躍するわけです。
ミトコンドリアの活性が低下したり、機能を消失したり、あるいは、ミトコンドリアに必要以上の負担がかかると、活性酸素というものが放出されます。これは適度であれば、細胞の自然死のシグナルとなったり、身体に害を及ぼすものを破壊する働きがあります。
これが増えすぎると、自身の細胞を傷つけ、それが重なり広がっていくと、いわゆる病氣という状態になります。
ヒトのエネルギーの仕組みを簡単にお話しましたが、人間の生活も同様なのだと思います。
人間が生活(文明社会)を営んでいくには、様々な設備と環境が必要となります。現在のところ、電気、ガス、水道は必要不可欠となっています。電気というのは目に見えません。電気をみたことのある人はいますかそれは、おいといて
電気なくしては文明社会を築き、維持していくことはできません。その日本のエネルギー量の3分の1を担っているのが原子力発電です。
原子力発電に関しては、細かいことを過去のブログにて書きました。これは大きなリスクを伴う発電であるということを理解しなければいけません。原子力発電の原料はウランです。これも地下資源ですね。無尽蔵ではありません。これを濃縮して使用するわけですが、その濃縮過程で出た劣化ウランはミサイルの先端について武器となり、爆発と同時に酸化ウランという猛毒物質となり、人間を内部被爆させ、遺伝子異常を起こし、また、周囲の土地や水を汚染します。イラクやアフガンでは大量に劣化ウラン弾が使用されました。そのために、先天的奇形をもって生まれてくる子供たちがたくさんいるのです。
日本は今後さらに原子力発電所を増設し「原発推進」に向けて動き出そうとしています。これは鳩山総理がCOP15において、地球温暖化に関する温室効果ガスの25%削減を2020年までに行うことを表明したことにあるでしょう。しかし、この会議のデータはIPCCのものを基盤にしているのですが、この地球温暖化に関するデータが、温暖化事業を推進するのに都合よく改ざんされていることが発覚するという問題が出てきました(クライメイト・ゲート事件)が、日本ではほとんど報道されず、そして、いつの間にか話も消えてしまった感があります。
環境破壊は進んでいますが、地球温暖化は本当なのか?ということも、それぞれ一人一人が考えていかなければいけないと思いますね。地球温暖化=ビジネス=原子力発電、では何か嫌な感じが私はするのです。「本当に今後、原発が必要なのでしょうか」今あるものは仕方ないとして、脱原発に向かうべきだと思います。
先ほど話した劣化ウランはどう処理するのでしょうか?エネルギーを得た後には、今度、廃棄物が出るわけです。放射能汚染のレベル度合いで高レベルから低レベルまで。この処理を一手に青森県の六ヶ所村の処理施設で行おうとしているわけですが、将来の安全性、あるいは、事故が多発しておりまだ稼動段階ではありません。いわゆる保証のない実験を行おうとしていると言っても過言ではないと思うのです。
これら放射性廃棄物は、原発を行えば行うほど出てきます。そして、その管理は数百年単位のものです。「処理・管理のリスクは後の世代にお願いします」、というのが現段階での原発の現状でしょう。
さらに高エネルギー放射性廃棄物からプルトニウムを取り出し、それをウランと混合して、効率的に大きいエネルギーを得ようとプルサーマル計画なるものが開始されました。これも危険極まりないものです。この大きいエネルギー(莫大な熱量、放射線)に耐えうる原子炉を作って行うならまだしも、既存の原子炉を使い発電(実験)を行うわけです。確かに高速増殖炉「もんじゅ」での失敗により、多くの研究がなされてきたと思いますが、極めて危険であると思うのです。
また、日本の原子力発電所は、そろそろ老朽化による限界が来ています。現在は、まだ使えそうなので、10年ほど継続して使おうという話になってきています。これも極めて危険だと思います。事故も多発するでしょう。実は原子力発電所は建造するよりも解体するのに数倍の予算がかかるのです。エネルギーを得る効率も悪く、毒物も多く発生させる、本当に危険で無駄が多いものなのです。
評論家や専門家の中には、「自然エネルギーでは経済が持たない」「原発が必要だ」「自然エネルギーに替わりはできない」という人が多くみられます。そうでしょうか?国が現在推進しているエネルギー開発の70%弱は原子力発電のものです。これでは自然エネルギーも発展しないというものです。
確かに経済は大切です。が、地球あっての、人があっての経済です。経済ありきではありません。
長くなりましたので、②へ移動
二葉鍼灸療院 田中良和
ヒトが活動するためにはエネルギーが必要です。質量のない、目に見えないエネルギーです。これは身体の細胞一つ一つの中にあるミトコンドリアという発電所で作られます。この発電所が機能的に働き、活発であるとヒトはエネルギーに満ち溢れ、健康な状態が保たれ、活発に活動できるわけです。そして、夜、寝ている時は新陳代謝を行うため、さらに活躍するわけです。
ミトコンドリアの活性が低下したり、機能を消失したり、あるいは、ミトコンドリアに必要以上の負担がかかると、活性酸素というものが放出されます。これは適度であれば、細胞の自然死のシグナルとなったり、身体に害を及ぼすものを破壊する働きがあります。
これが増えすぎると、自身の細胞を傷つけ、それが重なり広がっていくと、いわゆる病氣という状態になります。
ヒトのエネルギーの仕組みを簡単にお話しましたが、人間の生活も同様なのだと思います。
人間が生活(文明社会)を営んでいくには、様々な設備と環境が必要となります。現在のところ、電気、ガス、水道は必要不可欠となっています。電気というのは目に見えません。電気をみたことのある人はいますかそれは、おいといて
電気なくしては文明社会を築き、維持していくことはできません。その日本のエネルギー量の3分の1を担っているのが原子力発電です。
原子力発電に関しては、細かいことを過去のブログにて書きました。これは大きなリスクを伴う発電であるということを理解しなければいけません。原子力発電の原料はウランです。これも地下資源ですね。無尽蔵ではありません。これを濃縮して使用するわけですが、その濃縮過程で出た劣化ウランはミサイルの先端について武器となり、爆発と同時に酸化ウランという猛毒物質となり、人間を内部被爆させ、遺伝子異常を起こし、また、周囲の土地や水を汚染します。イラクやアフガンでは大量に劣化ウラン弾が使用されました。そのために、先天的奇形をもって生まれてくる子供たちがたくさんいるのです。
日本は今後さらに原子力発電所を増設し「原発推進」に向けて動き出そうとしています。これは鳩山総理がCOP15において、地球温暖化に関する温室効果ガスの25%削減を2020年までに行うことを表明したことにあるでしょう。しかし、この会議のデータはIPCCのものを基盤にしているのですが、この地球温暖化に関するデータが、温暖化事業を推進するのに都合よく改ざんされていることが発覚するという問題が出てきました(クライメイト・ゲート事件)が、日本ではほとんど報道されず、そして、いつの間にか話も消えてしまった感があります。
環境破壊は進んでいますが、地球温暖化は本当なのか?ということも、それぞれ一人一人が考えていかなければいけないと思いますね。地球温暖化=ビジネス=原子力発電、では何か嫌な感じが私はするのです。「本当に今後、原発が必要なのでしょうか」今あるものは仕方ないとして、脱原発に向かうべきだと思います。
先ほど話した劣化ウランはどう処理するのでしょうか?エネルギーを得た後には、今度、廃棄物が出るわけです。放射能汚染のレベル度合いで高レベルから低レベルまで。この処理を一手に青森県の六ヶ所村の処理施設で行おうとしているわけですが、将来の安全性、あるいは、事故が多発しておりまだ稼動段階ではありません。いわゆる保証のない実験を行おうとしていると言っても過言ではないと思うのです。
これら放射性廃棄物は、原発を行えば行うほど出てきます。そして、その管理は数百年単位のものです。「処理・管理のリスクは後の世代にお願いします」、というのが現段階での原発の現状でしょう。
さらに高エネルギー放射性廃棄物からプルトニウムを取り出し、それをウランと混合して、効率的に大きいエネルギーを得ようとプルサーマル計画なるものが開始されました。これも危険極まりないものです。この大きいエネルギー(莫大な熱量、放射線)に耐えうる原子炉を作って行うならまだしも、既存の原子炉を使い発電(実験)を行うわけです。確かに高速増殖炉「もんじゅ」での失敗により、多くの研究がなされてきたと思いますが、極めて危険であると思うのです。
また、日本の原子力発電所は、そろそろ老朽化による限界が来ています。現在は、まだ使えそうなので、10年ほど継続して使おうという話になってきています。これも極めて危険だと思います。事故も多発するでしょう。実は原子力発電所は建造するよりも解体するのに数倍の予算がかかるのです。エネルギーを得る効率も悪く、毒物も多く発生させる、本当に危険で無駄が多いものなのです。
評論家や専門家の中には、「自然エネルギーでは経済が持たない」「原発が必要だ」「自然エネルギーに替わりはできない」という人が多くみられます。そうでしょうか?国が現在推進しているエネルギー開発の70%弱は原子力発電のものです。これでは自然エネルギーも発展しないというものです。
確かに経済は大切です。が、地球あっての、人があっての経済です。経済ありきではありません。
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二葉鍼灸療院 田中良和
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