本日、金沢は雪。数日寒くなりそうですが、心は温かく、熱くありたいものです
そんな熱い心を持ち続けるための、言葉を書き留めておきます。
野村の「監督ミーティング」~選手を変える、組織を伸ばす「野村克也の教え」~ (元東北楽天イーグルス ヘッドコーチ 橋上秀樹 著)からご紹介します。
それにしても、野村監督がご逝去されて1年が経つんですよね。
あの世へ旅立たれて後も、多くの皆さんに存在、行動や言葉により影響力を及ぼす野村監督の人生、心、精神、魂はすごいと感じます。
~野村監督が一番伝えたかった「変化する」ということ~
自分なりに頑張っている、もちろん努力もしているのだが結果がなかなか出ない。そういったときに、現状打破をするため必要なのは「変化すること」以外にありえない。同じことをやっていても、同じ結果しか出ない可能性は極めて高いからだ。
そして、この「変化」とは、練習方法やフォーム、バットを変えるといった目に見える変化から、「考え方」を変えるという,目に見えない変化まである。
変化する時は、変化するぞ!と自分の心が思い、そして実践し始めるべく一歩を踏み出した瞬間から「変化」が起きるのでしょう。
※以下、下線は私の感想です
こういった一連の自己変革こそが、人間の進歩そのものだと、野村監督は考えている。監督ミーティングでも「進歩とは変わること、変わることが進歩である」と繰り返し述べていた。
野村監督は、「変化」できない理由をこう挙げている。
現状維持を望んでいるから
変化することが自分にとって不利だと考えているから
まわりから「変わらない方がいい」と意見され、変化する勇気が持てないから
変わることは自分の成長を促すためであり、大きな目標を達成し、さらに進歩していくためでもあります。
そして、変化するための判断、決断は全て自分が権利を握っていますよね。
だからこそ、変化のための気構えが必要だと野村監督は説く。
変化することは、進歩の証である
変わることに楽しみを見いだせ
変わることは何かを失うのではなく、何かを得ることである
こういった考えを持ち、自己変革しなければ「破滅の道をたどることになる」、とプロの世界の厳しさを野村監督は説く。
心でも行動でも、一歩踏み出すということは(変化)、得ることへのスタートなのだと思います。
これほどまでに監督が「変化」の重要性を感じているのは、監督自身が現役時代、さまざまな壁にぶつかりながら、「変化」をして生き残ってきたという実体験があるからである。
また、もう1点、これまで長年球界をみてきて、「変わらずに失敗した人間はたくさんいたが、変えて失敗した人間はほとんどいない」という事実を知っているからだ。
人の身体をみても一瞬たりとも現状維持している細胞はありません。維持された時点で大病への道を歩みます。
そんな自然の摂理を肌で感じ、変えない土台と、変えていくべき枠組みを認識する必要がありますね。
野村監督は現役時代、テスト生として南海ホークス入団し、王貞治さん、長嶋茂雄さんとライバルと称されるほど球界を代表する選手となりました。
ヤクルトスワローズや楽天イーグルスでは、低迷しているチームを監督として日本一を獲れるまでに育成、立て直しをされた実績の持ち主ですから言葉に重みがあります。
目の前にある現実を好転させるためには、自分が変わるしかない。「最大の障害は、実は自分自身のなかにある」という教えは、私の人生の教えでもある。
自分が変化するのは心しだい。しかし、その成長、進歩を阻んでいるのも心の中にあるバリアなんですよね
自分の目標に向け、いえ、ワクワクする一日を過ごすため、自分の変化を楽しんでいきたいと思います
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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