二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第43回 加賀・三策塾(学術研修会) 参加

2011年06月30日 | 鍼灸
6月5日(日)、毎月恒例の学術研修会に参加しました。

忙しいにも関わらず、この前日、確かお酒を酌み交わしていたような記憶があるのですが…記憶が薄れています


☆ 第43回 加賀・三策塾(学術研修会) ☆

  日 時:平成23年6月5日(日) 午前10時~正午
  会 場:石川県立盲学校
  内 容:鍼灸マッサージ研修会&業界・学会情報交換



  
 県&市鍼灸マッサージ師会 会長のご挨拶と…司会の中田先生

内容1としては、『鍼灸医療安全対策マニュアル』の通読です。今回は、施術でのヒューマンエラーの防止、ヒューマンエラーとその原因、エラーの防止策、そして、医療器の安全管理などを勉強しました。最後には、事故に至り裁判となった事例をを参考に勉強しました。「自分ではわかっとる」「大丈夫だよ~」という気持ちが隙をつくるんですよね。こうやって通読しているとヒューマンエラーというのは、ほんの些細な出来事が重なっておきることが分かるのです。

あー「エラー」と言われると、野球をやっていたものにとっては、すご~くこたえる言葉なんですよ
エラーを怖がっていては行けませんが おっと、ここは野球と臨床は違うところなんだな~。




内容2としては、『筋骨格系触診マニュアル』の書籍と付属のDVDを参照にして、筋肉の確認と触診の勉強です。
本日の筋肉は、三角筋、肩甲下筋、前鋸筋、大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋でした。触診のポイントはDVDでも話していました、「やさしく、しっかりと、ゆっくりと」行うことが大切です。つい始めから強く触ってしまうんですね。それだと表面の筋肉が捉えずらいし、筋の走行もわかりずらいのだろうと感じます。

ここの部分では酔耀会において、じっくりと触診できておりますので、酔耀会の先生方はこれが、「やさしく、しっかり、ゆっくりと」触れるんです。勉強したもの、自分で体得したものそういう人がいい治療ができるということだと思うのです。




 触診の様子です


内容3としては、業界や学会のお知らせがありました。6月19日には、全日本鍼灸学会の東京大会、6月25日・26日には、第1回のIST認定スポーツトレーナー養成講習会があり、さらに、7月には、地域貢献つくり指導者講習会も予定されています。また、昨今の鍼灸マッサージ療養費(保険治療)の請求に関する問題などの話もありました。




加賀・三策塾の終了後は、新役員になっての初めての(社)石川県鍼灸マッサージ師会の理事会、そして、それが終了すると今度は、金沢市鍼灸マッサージ師会の書類発送作業と、まだまだ長い日曜日は続くのでありました~とさ。それにしても”よく動く身体だ”と我ながら感心しますね。でも気をつけないとね…自分自身の健康も


二葉鍼灸療院 田中良和

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